【送検事例】エックス線量の測定怠る

2012.11.01 【安全スタッフ】
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 北海道労働局は、エックス線装置を使用する60歳代女性看護師の外部被ばくの線量を測定しなかったとして、診療所と理事長を安衛法違反の疑いで釧路地方検察庁北見支部へ書類送検した。看護師はエックス線の照射範囲に左手を入れる業務を行っていたが、電離則で定める「最も多く放射線にさらされるおそれのある部位」である左手に放射線測定器を装着させて線量を測定しなかった。(H24・9・6)

事件の概要

 看護師は平成21年7月1日から同23年3月20日までほぼ毎日、診療所でエックス線装置を使用する業務を行っていた。放射線が原因で左手の甲がただれたとして、看護師が北見労基署に労災保険の給付請求をしたところ違反事実が発覚。診療所の理事長はエックス線の照射範囲に左手を入れる作業を行わせたのに、左手に測定器を装着させて外部被ばくの線量の測定をしていなかったことが明らかになった。

 電離則では…

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平成24年11月1日第2173号 掲載

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