『放射線』の労働関連ニュース

2025.07.28 【労働新聞 ニュース】
電子申請へ手引作成 義務対象外の安衛報告で 敦賀労基署 NEW

 福井・敦賀労働基準監督署(野﨑清隆署長)は、労働安全衛生法令で労基署への提出が義務付けられている「特定化学物質健康診断」と「電離放射線健康診断」の報告について、電子申請の方法をまとめたマニュアルを作成した。e-Gov内での検索のやり方や入力手順など、手続きの流れを写真入りで解説したほか、社会保険労務士が提出を代行する際の注意点などを盛り……[続きを読む]

2025.07.11 【安全スタッフ ニュース】
安全装置設置を義務に 作業主任者の職務見直しも 被ばく防止へ対象のエックス線装置拡大

 厚生労働省は、非破壊検査や材料試験などに使用される特定エックス線装置による被ばくを防止するため、労働安全衛生規則と電離放射線障害防止規則を改正する。放射線装置室に設置されている定格管電圧150kV以下の工業用などのエックス線装置について、自動警報装置による周知や安全装置の設置が義務付けられていないことから、規制の対象範囲を特定エックス線……[続きを読む]

2025.06.30 【労働新聞 ニュース】
安全装置義務付けへ 工業用のエックス線装置に 厚労省

 厚生労働省は、エックス線装置による被ばく事故を防止するため、労働安全衛生規則と電離放射線障害防止規則を改正し、放射線装置室に設置される工業用の特定エックス線装置(定格管電圧10キロボルト以上)に対し、自動警報装置と安全装置の設置を義務付ける方針だ。現行法令では、150キロボルト以下のエックス線装置については、自動警報装置による周知や安全……[続きを読む]

2024.05.14 【安全スタッフ ニュース】
原発事故後作業 3人を労災認定 厚労省検討会

 厚生労働省の「電離放射線障害の業務上外に関する検討会」は、東京電力福島第一原子力発電所における事故後の作業従事者で、がんを発症した3人について労災認定したことを公表した。総被ばく線量は、最も低い者で約7.3ミリシーベルトだった。  今回の労災認定は、2011年3月の福島第一原発における事故後の作業従事者の3人から、がん(白血病2人、肺が……[続きを読む]

2023.01.30 【安全スタッフ ニュース】
線量100mSv以上 腎臓がんの労災で 厚労省検討会

 厚生労働省の検討会は、腎臓がんと放射線被ばくに関する医学的知見の報告書を公表した。放射線業務従事者に発症した腎臓がんの労災補償に当たり、被ばく線量100mSv以上からがんとの関連がうかがわれ、線量の増加とともに関連が強まることや、発症までの潜伏期間が5年以上であることなどを明記している。[続きを読む]

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