ひと月に5人の死亡災害 労災多発警戒を発令 静岡労働局

2020.02.09 【安全スタッフ ニュース】
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 静岡労働局は1月24日、今年に入って1カ月足らずで5件の死亡災害が発生したことを受けて、労災死亡事故多発警戒を発令した。昨年1年間の死亡者15人(速報値)の3分の1にあたる死亡災害がわずかひと月で発生しており、警戒を強めている。スーパーマーケットのパート従業員が駐車場で車に轢かれた事案や、橋梁の建設現場でクレーンでつった型枠が落下して労働者に激突、倉庫内に積み上げていた鉄製のラックが崩壊して下敷きになるなどの災害が起こっている。

 同労働局は、労働基準監督署による指導を強化するとともに、労働災害防止団体に対策徹底を要請。企業内の安全管理体制の見直し、機械装置の安全措置の確認、5Sなどの安全の基本教育の実施などにより労災の発生防止に万全を期すよう求めた。

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