低層住宅現場の8割に違反 9〜10月に集中監督指導へ 青森労働局
2025.06.26
【安全スタッフ ニュース】
青森労働局(角井伸一局長)は、昨年度の建設工事現場に対する監督指導の結果をまとめた。
低層住宅建築工事の違反率が特に高く、指導した95現場中76現場(違反率80%)で労働安全衛生法違反が見つかっている。主な違反内容は、高さ2m以上の高所からの墜落防止措置の未実施や足場の不備などで、20現場に対しては使用停止命令などの行政処分を行った。また、低層住宅以外の建築工事現場でも違反率は7割に達している。
同労働局では、建設業関係団体に対して文書で安全対策の徹底を要請するとともに、今年9〜10月に建設工事現場の集中的な監督指導を実施し、重大で悪質な事案には厳正に対処していくとしている。
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