意思疎通に困難も 精神障害者雇用で講習会

2017.06.06 【労働新聞】

 精神障害者への対応を現場だけに任せていては、同僚や上司など周囲の健常者の方がつぶれてしまう――㈱労働新聞社が開催した精神障害者雇用に関するセミナーで、働く障害者を組織化した労働組合であるソーシャルハートフルユニオンの久保修一書記長が、警鐘を鳴らした。

 久保書記長は、精神障害者の特徴として、見た目で判断できない、コミュニケーションに問題を抱えているという点を強調。こうした特徴を理解し、相談を受ける際などは、額面どおり言葉を受け取らず、深く掘り下げ聞く必要があるとした。たとえば、「配慮して欲しい」と相談があった場合でも、本音では必要としていないケースも少なくない。本当に配慮が要るのか改めて尋ね、その配慮によってどのような効果が生じるのかまで含め確認するのが望ましい。

掲載 : 労働新聞 平成29年6月5日第3115号4面

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