『70歳就業時代到来! 高齢者の労務管理』の連載記事

2025.04.24 【労働新聞】
【70歳就業時代到来! 高齢者の労務管理】第16回 労働者の健康と安全① 短時間雇用も健診を 実施義務の対象外れるが/川嶋 英明 NEW

労災防止対策が「努力義務」化へ  65歳や70歳、あるいはそれ以上の年齢の高齢者を雇用し続けるうえで、会社の懸念材料となるのが、労働者の健康と安全だ。歳を取れば持病の1つや2つは持っていることが多いし、これまでの人生のなかで大病を経験している人も少なくない。また、目が見えにくくなったり、慢性的な腰痛を抱えていたりと肉体的な衰えも顕著となっ……[続きを読む]

2025.04.17 【労働新聞】
【70歳就業時代到来! 高齢者の労務管理】第15回 労働時間の設定 あえて属人化検討を 裁量高まり働き方柔軟に/川嶋 英明

弾力化によってわ寄せ発生も  高齢者の労働時間をどう設定するか、というのは会社にとって悩ましい問題だ。  会社側が定年再雇用を機に高齢者の労働時間を減らして賃金を引き下げようとしたときに、高齢者側がもっと働きたい、賃金を減らされたくないと思っている場合、労使間で対立が発生する。  これは逆もまた然りで、健康面や体力面、ライフスタイルなどか……[続きを読む]

2025.04.10 【労働新聞】
【70歳就業時代到来! 高齢者の労務管理】第14回 労働条件の決定 妥協ラインの設定を 交渉前に需要や事情探り/川嶋 英明

「仕事そのもの」より収入が目的  高齢者を定年再雇用するに当たって、最終的な労働条件の決定には個々の労働者との話合いが不可欠となるので、今回はその労働者との交渉と労働条件の決定についてみていく。  そもそも交渉とは、お互いに要望や言い分があるなかで、双方が納得できる結論を出すことがその目的にある。故に、こちら側の要望ばかりを押し付けても上……[続きを読む]

2025.04.03 【労働新聞】
【70歳就業時代到来! 高齢者の労務管理】第13回 中途採用 業務内容は明確化を 転職前との違いに配慮し/川嶋 英明

大企業出身者が戸惑うケースも  本連載ではこれまで、自社の社員が高齢化していく場合を中心に、高齢者の労務管理の見直しに関する検討を続けてきた。一方で、高齢者の活用に関しては、高齢者を中途採用していくことも選択肢となる。その目的は、人手不足を解消するための人数合わせに過ぎない場合もあれば、個々の高齢者がこれまで積み重ねてきた知識や技術、経験……[続きを読む]

2025.03.27 【労働新聞】
【70歳就業時代到来! 高齢者の労務管理】第12回 会社全体の高齢化 「氷河期世代」採用も 新卒の定着はハイコスト/川嶋 英明

若い労働者には魅力のない職場  本連載では、高齢者を活用することを目的に、その方針を定め、制度設計を行うなど、現行の高齢者の労務管理を見直すことを前提に話を進めてきた。一方で、高齢者をいくら活用したとしても、会社が存続できない場合もある。会社全体が高齢化している場合だ。  会社全体が高齢化しているとは、たとえば、従業員の大半が高齢者やそれ……[続きを読む]

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