『50人未満事業場 安全衛生基本のキ』の連載記事

2025.06.19 【労働新聞】
【50人未満事業場 安全衛生基本のキ】最終回 3つのポイント 投資に当たると説得 時間・予算の確保に向け/野口 紀央 NEW

厚労省が作ったポスターを活用  「労働者50人未満の小規模事業場が適切な安全対策を取るには、3つのポイントがある」と、本連載の初回に申し上げた。①安全衛生推進者(業種により衛生推進者、以下安全衛生推進者等)が経営者に対する動機付けを行う、②経営者が時間と予算を確保する、③安全衛生推進者等が従業員に教育を徹底して行う――の3点だ。最終回では……[続きを読む]

2025.06.12 【労働新聞】
【50人未満事業場 安全衛生基本のキ】第22回 メンタルヘルス対策 ミスや溜息に注意を 二次予防は管理者の役割/野口 紀央

中小企業1割で休職・退職例が  メンタルヘルス対策の取組み状況は、事業場規模による格差が大きい。厚生労働省の令和5年「労働安全衛生調査」によると、実施率は規模50人以上の91.3%に対し、30~49人が71.8%、10~29人が56.6%だった。  同調査では、「メンタルヘルス不調による連続1カ月以上の休業をした労働者または退職した労働者……[続きを読む]

2025.06.05 【労働新聞】
【50人未満事業場 安全衛生基本のキ】第21回 労働衛生5管理(下) 「一石三鳥」の巡視へ 危険確認やムダ排除も/野口 紀央

高齢者多ければ血圧など要注意  前回は労働衛生5管理(①作業環境管理、②作業管理、③健康管理、④総括管理、⑤労働衛生教育)のうち①と②について説明した。今回は③健康管理などを詳述していく。いずれも、労働災害の発生や、後遺障害の残り得る健康障害の発生を防ぐために、取組みが欠かせない。  健康管理とは、作業者の健康状態を健康診断で把握して、そ……[続きを読む]

2025.05.29 【労働新聞】
【50人未満事業場 安全衛生基本のキ】第20回 労働衛生5管理(上) 機械の文字は「大」に ボタン押し間違い防止へ/野口 紀央

85db以上なら遮音板など設置  今回から2週にわたり、労働衛生管理について解説する。労働災害を防止するうえでは、労働衛生管理の視点も欠かせない。推進には、「労働衛生5管理」と呼ばれる5つの取組みが重要となる。  5つの取組みとは具体的に、①作業環境管理、②作業管理、③健康管理、④総括管理、⑤労働衛生教育を指す。このうち、①~③を総称して……[続きを読む]

2025.05.22 【労働新聞】
【50人未満事業場 安全衛生基本のキ】第19回 規模による管理体制の違い 認識違いは命取り 情報収集に努め適正発信/野口 紀央

「地産保」活用し産業医の助言を  法的に義務付けられる安全対策は、事業場で常時使用する労働者数が50人未満(以下、小規模事業場)か50人以上かによって大きく異なる。安全衛生対策の周知方法(コミュニケーション)についても規模によって変わってくる。  50人以上の事業場では、さまざまな安全衛生の関係者について法的に選任が義務付けられている。具……[続きを読む]

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