『雇用類似の働き方』の労働関連ニュース

2023.06.02 【労働新聞 ニュース】
新被用者類型創設を 2040年に向け提言 健保連

 主に大企業の従業員が加入する健康保険組合の連合組織である健康保険組合連合会(健保連)は、2040年の医療保険制度と健保組合のあり方に関する検討会報告書をまとめた。多様な働き方を包摂するため、フリーランスやギグワーカーが加入する新たな被用者保険を創設するべきと提言している。  同報告書では40年の社会情勢について、健康寿命が延伸し、…[続きを読む]

2020.06.25 【労働新聞 ニュース】
労災保険特別加入 「雇用類似」に適用拡大へ “制度現代化”を検討 厚労省

就業形態の多様化で  厚生労働省は、労災保険特別加入制度の適用対象拡大と加入手続き簡素化に向けた検討を開始した。副業・兼業など複数就業者の増加に対応し、特別加入制度の適用範囲を広げ、セーフティネットを拡充する考え。「雇用類似」の働き手の中でも、労働者に準じて保護することがふさわしい者の条件を明確化する見通し。昨年12月の労働政策審議会では……[続きを読む]

2020.03.05 【労働新聞 ニュース】
最低報酬設定は回避を 保護・育成向け指針 全国中央会

「雇用類似」へ意見表明  全国中小企業団体中央会(森洋会長)は、現在、厚生労働省内で検討中の「雇用類似の働き方」に対する保護対策について意見表明した。業務受注者側は、一般に経営資源が乏しく取引条件、交渉力などで大きく劣ることが多いため、何らかの保護や育成対策が必要との認識を示したが、新たなガイドライン(指針)の作成とその周知徹底に留めるよ……[続きを読む]

2019.07.04 【労働新聞 ニュース】
労働者性拡張は見送り 「雇用類似」で報告案 厚労省・専門家検討会

最低報酬設定など焦点に  厚生労働省は、「雇用類似」の働き手に対する保護のあり方について、検討会中間報告(案)を明らかにした。労働基準法の労働者性判断基準を拡張して、雇用類似の働き手を保護すべきという意見が一部で挙がっていたが、今回については見送っている。雇用類似の働き方ではあるが、基本的には「自営業者」と位置付け、何らかの保護対策を打ち……[続きを読む]

2018.06.14 【労働新聞 ニュース】
「労働者性」拡大を検討 フリーも保護対象に 厚労省

規制改革向け課題と 厚生労働省は、雇用関係によらない「雇用類似」の働き方が拡大しているとして、速やかに保護のあり方についての検討に着手すべきであるとする「たたき台」を関係審議会に提出した。保護を与える方法として、①労働者性の範囲を積極的に拡大解釈する、②労働基準法の労働者概念を拡大再定義する、③労働関係法令を拡張適用する――などの案を示し……[続きを読む]

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