『業務上疾病』の労働関連ニュース

2022.11.01 【労働新聞 ニュース】
重篤な心不全を業務上の疾病に 労基則改正へ

 厚生労働省は労働基準法施行規則を改正し、業務上の疾病の範囲を見直す。過重労働による脳・心臓疾患の対象疾病として「重篤な心不全」を追加するとともに、対象疾病である「解離性大動脈瘤」の表記を「大動脈解離」に改める。  改正は、厚労省の専門検討会が今年10月にまとめた報告書を受けたもの。改正労規則の公布・施行は今年12月下旬を予定している。[続きを読む]

2021.11.04 【労働新聞 ニュース】
業務上腰痛 月曜と午前に集中して発生 起因物は「なし」半数 労働安全衛生研究所

保健衛生業が3割占める  業務上の腰痛は月曜日、午前9~12時に集中して発生する傾向にあることが、労働安全衛生総合研究所がまとめた報告書で分かった。月曜日に2割、9~12時に4割が発生している。腰痛を引き起こした起因物は「なし」が約半数、「荷姿の物」が約4分の1だった。業種別では、保健衛生業が最も多く、31.3%を占めている。次いで商業が……[続きを読む]

2015.07.15 【安全スタッフ ニュース】
石綿疾病の労災 支給は1002件に 厚労省速報値

 厚生労働省は、平成26年度の「石綿による疾病に関する労災保険給付などの請求・決定状況(速報値)」を取りまとめた。労災保険給付の請求件数は、前年度比20件(1.8%)減の1095件(石綿肺を除く)で、支給決定件数は、同5件(0.5%)減の1002件と前年度比とほぼ同水準で推移している。石綿肺の支給決定件数は、前年度と同じ77件だった。 一……[続きを読む]

2014.07.15 【安全スタッフ ニュース】
業務上疾病は7310人へ減少 厚労省

 厚生労働省は、平成25年の業務上疾病発生状況をまとめた。昨年の休業4日以上の業務上疾病発症者は7310人で、前年に比べ433人減少した。 負傷に起因する疾病のひとつである「腰痛」によるものが4388件で最も多く、熱中症などを含む「異常温度」の724件、「じん肺(334件)」、「化学物質(205件)」などと続いている。 腰痛は保健衛生業で……[続きを読む]

2014.02.01 【安全スタッフ ニュース】
臨床と研究の連携を強化へ 安衛研・労福機構

 政府の設置する行政改革推進会議は、独立行政法人改革等に関する基本的方針として、産業保健推進センターや労災病院を運営する(独)労働者健康福祉機構と労災防止、疾病予防の研究を行う(独)労働安全衛生総合研究所の統合案をまとめた。 新法人では、研究機関と臨床現場との情報のやりとりを強化し、労災疾病の発生からメカニズムの解明まで一貫して把握・研究……[続きを読む]

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