『就業制限』の労働関連ニュース

2025.05.28 【労働新聞 今週の視点】
【今週の視点】使用者に差止め命じる 人格権侵害と評価

十分な休憩ない勤務で  使用者による休憩時間を付与しない勤務命令は労働者の人格権を違法に侵害するとして、差止めを命じる判決が出た(本紙5月19日号2面参照)。労働者の心身の健康維持を人格権として保護されるべき法益と判示している。休憩以外にも労働者の健康維持を目的とした規制は存在しており、判決の影響が気になるところだ。上級審の判断にも注目し……[続きを読む]

2022.07.19 【労働新聞 ニュース】
16歳少年に高所作業 墜落労災で建設業者送検 豊橋労基署

 愛知・豊橋労働基準監督署(鳥居粧滋署長)は、昨年11月に発生した墜落労働災害に関連し、18歳未満の年少者に5m以上の高所で作業をさせたとして、建設業者と同社の現場責任者を労働基準法第62条(危険有害業務の就業制限)違反の疑いで、名古屋地検豊橋支部に書類送検した。屋根の踏み抜きによる墜落防止策も講じられていなかったとして、労働安全衛生法第……[続きを読む]

2022.05.12 【労働新聞 ニュース】
労働者死傷病報告 災害発生状況偽り送検 無資格運転発覚恐れ 高崎労基署

フォーク追突を「転倒」に  群馬・高崎労働基準監督署(大村悦男署長)は、労働者死傷病報告に虚偽の災害発生状況を記載して提出したとして、コンニャクなどを製造する食料品製造業者と同社顧問を労働安全衛生法第100条(報告等)違反の疑いで、前橋地検高崎支部に書類送検した。実際はフォークリフトが労働者に追突した労働災害について、無資格者に運転させて……[続きを読む]

2021.08.23 【労働新聞 ニュース】
災害の発生状況偽る 重機接触も転落と報告 久留米労基署・送検

 福岡・久留米労働基準監督署(古賀薫署長)は、労働者死傷病報告に事実と異なる記載をしたとして、土木工事業者と同社代表取締役を、労働安全衛生法第100条(報告等)違反の疑いで書類送検した。水路工事中に発生した労働災害について、被災者が溝に転落したと報告していたが、同労基署は状況から重機にぶつかったことが負傷の原因と判断している。  労災は平……[続きを読む]

2021.02.05 【安全スタッフ ニュース】
偽造の技能講習修了証に注意 安全確保面で影響も 宮城労働局

 宮城労働局は、偽造の疑いがある技能講習修了証が見つかったとして、県内の発注機関、建設関係団体の代表者宛に関係事業者へ周知を依頼した。登録講習機関である建設業労働災害防止協会宮城県支部への再交付申請をきっかけに判明したもので、対象業務として書かれていた小型移動式クレーンの技能講習を同支部が実施したことはなく、過去に修了証を発行した事実もな……[続きを読む]

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