『不利益変更』の労働関連ニュース

2025.08.12 【労働新聞 ニュース】
労働裁判ニュースまとめ【2025年1~3月】弁護士の労働者性を否定 契約解除は有効に/競業避止違反認めず 売上げ減少から推認は困難 ほか NEW

『労働新聞』で配信したニュース記事の中から、2025年1月13日号~3月24日号で公開した労働裁判関連の記事をまとめてご紹介します。 採用内定 虚偽申告理由の取消し有効 経歴調査で明らかに 東京高裁 https://www.rodo.co.jp/news/189272/ 大手総合コンサルティング会社から内定を得た労働者が、経歴調査により明……[続きを読む]

2025.06.26 【労働新聞 賃金事例】
【賃金事例】森永製菓/9階層で職務等級を新設 定額制手当も導入

ベースの能力給は洗替えに  森永製菓㈱(東京都港区、森信也代表取締役社長COO)は今年4月に人事制度を改定し、ベースとなる能力等級は維持したまま、新たに職務等級を設けた。本社の部長や子会社社長、工場長、高度専門職などのポスト、ポジションに対して役割の大きさや専門性の高さに基づき職務評価を行い、9段階に格付けしたもの。職務給の名称で等級別定……[続きを読む]

2025.01.16 【労働新聞 ニュース】
労使慣行 成立と不利益変更認める 労契法10条に準じて 横浜地裁

賞与・入試手当をカット  学校法人桐蔭学園の中・高等部で教員として働く労働者46人が、賞与削減と入試監督手当の廃止を不服とした裁判で、横浜地方裁判所(眞鍋美穂子裁判長)は賞与の算定方法と同手当の支給について、労使慣行と認めつつ、不利益変更を有効と判断した。労使慣行の変更には原則合意が必要だが、常に合意がない限り変更できないのは不合理と指摘……[続きを読む]

2024.06.13 【労働新聞 ニュース】
正社員住居手当 廃止による格差是正は適法 多数派労組と合意で 東京地裁

非正規の不利益当たらず  日本郵便㈱の非正規労働者3人が、転居転勤のない正社員(新一般職)の住居手当を廃止し、正規・非正規格差を是正した対応を不服として訴えた裁判で、東京地方裁判所(中野哲美裁判長)は廃止を適法と認めた。同社の正規・非正規格差をめぐっては、平成29~30年に、東京地裁と大阪地裁が新一般職との関係で、非正規への住居手当の不支……[続きを読む]

2024.03.07 【労働新聞 ニュース】
自由意思による同意と認めず 不利益認識できない ドライバーの給与変更で 東京地裁

 東京都内の運送会社で働く労働者5人が、給与体系変更などを不服として訴えた裁判で、東京地方裁判所(小原一人裁判長)は変更を無効と判断した。同社は10種類以上あった手当を整理し、基本給、愛社手当、定額残業代、通勤手当の4つで構成する新給与体系を提案(図)。説明会を開き労働者らの同意を得たが、給与水準は変わらないとする一方、残業代の計算基礎と……[続きを読む]

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