『火災』の労働関連ニュース

2025.06.24 【安全スタッフ ニュース】
溶接作業時の火災に注意 難燃性養生シート使用を 消防庁

 総務省消防庁は6月17日、工事現場での溶接作業などの防火管理に対する注意喚起を、都道府県の消防防災主管課などに通知した。東京都内の工事現場で発生した火災を踏まえたもので、工事に使用するアスベスト飛散防止用のプラスチックシートについて、難燃性を持つものを使用すること、火花を発生する作業場所での使用を避けることなど、火災予防上必要な措置が講……[続きを読む]

2024.11.22 【安全スタッフ ニュース】
塗装作業で爆発防止徹底を 造船所の死亡災害受けて要請 大分労働局

 大分労働局(佐藤広道局長)は、塗装作業中の爆発災害防止と有機溶剤中毒防止の徹底を、管内の造船、鉄鋼、建設業などの関係団体へ要請した。今年10月に臼杵市の造船所で起こった爆発による死亡災害を踏まえたもので、引火性の物の蒸気や可燃性ガスなどによる爆発火災の危険がある場所で通風、換気などの措置を求めている。  元方事業者は、混在作業による労働……[続きを読む]

2024.10.22 【労働新聞 ニュース】
易燃プラの近くで溶接させ送検 池袋労基署

 東京・池袋労働基準監督署(高橋和彦署長)は、昨年7月に東京都豊島区内の水道管工事現場で発生した火災に関連して、土木工事業の日本マイティー㈱(神奈川県横浜市)と同社職長を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の疑いで東京地検に書類送検した。燃えやすいポリプロピレン製のフレコンバッグの近くで、労働者にアーク溶接機およびガス溶断……[続きを読む]

2024.06.08 【安全スタッフ ニュース】
コンビナートの事故事例公開 設備劣化・確認不足が発生原因に 消防庁

 総務省消防庁は5月27日、令和5年中に石油コンビナートなどの特別防災区域内にある特定事業所で発生した事故の概要をまとめた。  地震を除いた一般事故は395件(前年比+46件)で、死傷者が発生した事故は21件となっている。火災・爆発による死亡者は2人で、鉄鋼業で30トン天井クレーンの通常運転中に運転室の電気配線から出火して1人が死亡したほ……[続きを読む]

2024.04.10 【安全スタッフ ズームアップ・スポット・トピックス】
【ズームアップ】事業場の火災増加で点検要請 福井労基署ー発生要因をチェックリストに 水戸労基署ー原子力施設へ管理強化求める

 事業場での火災が増加傾向にあるとして、各地の労働基準監督署が注意を呼び掛けている。福井労基署は今年2月、管内の事業場へチェックリストによる点検を要請。引火性の物の近くでの火気取り扱いや溶剤を拭き取ったウエスの保管、電気機械の被覆の損傷など、過去に火災発生の要因となったポイントを示し確認を求めた。水戸労基署は管内の原子力施設で火災が相次い……[続きを読む]

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