『最高裁』の労働関連ニュース

2020.05.19 【労働新聞】
歩合給 残業代控除する仕組みは無効 明確区分欠くと判断 国際自動車事件

2度目の最高裁判決  タクシー運転者の歩合給について、残業代を控除し算定する仕組みの有効性が争われた裁判で、最高裁判所第一小法廷(深山卓也裁判長)は、控除を違法とする判決を下した。国際自動車㈱で働く労働者らが残業をしても賃金が増えない賃金規程を不服としたもので、最高裁は平成29年に規程は「直ちに無効といえない」として差し戻し、高裁は規程を……[続きを読む]

2020.04.06 【労働新聞】
使用者責任 「逆求償」を認める 最高裁が初判断示す

損害の公平な分担重視  業務中に事故を起こした労働者が、被害者に支払った賠償金の返還を会社に求めた裁判で、最高裁判所第二小法廷(草野耕一裁判長)は、労働者の請求を認める判決を下した。民法の使用者責任は会社が被害者に賠償した場合、労働者に対し賠償額の返還を求める「求償」が認められている。労働者が先に賠償した場合のいわゆる「逆求償」が可能かど……[続きを読む]

2020.02.17 【労働新聞】
社用車 盗難後の事故に責任なし 過失認めた2審破棄 最高裁

会社が定めた内規を重視  最高裁判所第三小法廷(林景一裁判長)は、盗難された社用車が起こした交通事故に対する会社の責任が争われた裁判で、責任を認めた2審判決を破棄・取り消した。2審は社用車のドアをロックせず、キーをサンバイザーに挟んだ状態だったことから、保管上の過失があったと判断し、会社に約410万円の損害賠償を命じていた。最高裁は鍵の保……[続きを読む]

2020.01.15 【労働新聞】
2審から付加金80万円を減額 請求ない期間は不要 最高裁

除斥期間か否か判断せず  居酒屋の店長として働いていた労働者が残業代などの支払いを会社に求めた裁判で、最高裁判所第三小法廷(宇賀克也裁判長)は未払い賃金計370万円と同額の付加金の支払いを認めた2審判決を変更し、付加金を290万円に減額する判決を下した。2審は労働者が請求していない期間に対する付加金支払いを命じているとして、5カ月分の未払……[続きを読む]

2019.11.26 【労働新聞】
有期労働契約 期間満了でバックペイ不要 契約終了効果検討を 最高裁

更新有無の判断差し戻す  有期労働契約で働いていた労働者が期間途中での解雇を不服として訴えた裁判で、最高裁判所第一小法廷(木澤克之裁判長)は、2審判決の地位確認と判決確定日までのバックペイを認めた部分を破棄・差し戻した。会社は2審で期間満了による契約終了の抗弁をしたが「時機に遅れた攻撃防御方法」に当たるとして、主張を却下していた。最高裁は……[続きを読む]

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