- 2018.10.29 【労働新聞】
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宿直基準の見直しを 働き方改革で要望 病院団体
日本病院会や全日本病院協会などで構成する四病院団体協議会は、医師の働き方改革に関する要望書を厚生労働省に提出した。労働基準法の宿日直の許可基準の見直しや、許可基準に適合していない病院における勤務適正化に向けた支援などを訴えた。 要望書では、医師の宿日直の許可基準が昭和20年代から見直されていないとして、現在の働き方の実態に応じた基準にな……[続きを読む]

日本病院会や全日本病院協会などで構成する四病院団体協議会は、医師の働き方改革に関する要望書を厚生労働省に提出した。労働基準法の宿日直の許可基準の見直しや、許可基準に適合していない病院における勤務適正化に向けた支援などを訴えた。 要望書では、医師の宿日直の許可基準が昭和20年代から見直されていないとして、現在の働き方の実態に応じた基準にな……[続きを読む]
一般社団法人日本病院会(相澤孝夫会長)は、病院医師の労務管理の徹底を求める文書を初めて作成し、会員病院へ注意を呼び掛けた。昨年出された年俸制で働く医師の残業代に関する最高裁判決(本紙平成29年12月11日号14面詳報)を意識し、「年俸制労働者であることが割増賃金不要の理由にはならない」と注意を促した。 昨年、同会も加入する四病院団体協議……[続きを読む]
確定判決受け実態調査 宿日直許可を受け、「緊急医療」を行う病院の半数が「宿日直手当のみ」、4割が「時間外割増との併給方式」で賃金を支払っている実態が、一般社団法人日本病院会(堺常雄会長)の調査で分かった。産婦人科医の時間外・休日手当に関する高裁判決により、「宿日直勤務は待機時間も含めてすべてが勤務時間」とする考え方が確定、宿日直手当に加え……[続きを読む]