新報告でアプリ ヒヤリの成功面促進 自発的改善例も併せて収集 仮設工業会
2025.06.27
【安全スタッフ ニュース】
レジリエンス向上支援へ
(一社)仮設工業会はこのほど、災害を回避できた成功面に着目したヒヤリハット報告と自発的な改善事例を吸い上げる「グッジョブ報告」を組み合わせた新報告のアプリ「KATETOS(カテトス)」を開発した。建設労務安全研究会の協力を得てデータ収集を進め、㈱ダイサンと共同で取り組んだもので、2つの報告の背後にあるストレスや職場環境などの要因を把握できるとともに、レジリエンス能力などの向上を図る方法を明確にすることができる。建設業労働災害防止協会で始まった実証研究を発展させたもの。建設業だけでなく、製造業も含めた幅広い業界での活用を呼び掛ける考えだ。
今回発表されたアプリ「KATETOS(カテトス)」は、2023年に行った建設労務安全研究会の会員企業の現場に従事する1万1183人の調査結果を基本データとして検討を重ね、㈱ダイサンデジタル経営戦略本部と共同で開発した。
仮設工業会の「仮設工事におけるDX時代のレジリエンス能力向上対策に関する検討委員会」が作成した…
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2025年7月1日第2477号 掲載