- 2025.04.25 【安全スタッフ】
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【裁判例が語る安全衛生最新事情】第463回 環境技術研究所事件 化学物質過敏症で企業責任認める 高松地裁令和5年3月24日判決
事件の概要 原告X(女性)は、大学の理学部化学科を卒業し、他の企業を経て、化学物質や有機溶剤の検査、屋内作業場の環境測定などを行う会社であるY社に勤務した。Xは当初はパートタイマーであったが、平成25年4月に正社員となり、本社1階にある分析室で薬品などの検査や屋内作業場の環境測定などの作業に従事したり、アスベストの分析作業も行うようにな……[続きを読む]
