『労災防止』の労働関連ニュース

2025.06.12 【労働新聞 ニュース】
建設業・災害発生状況 墜落の半数がはしごから 安全意識低下を懸念 東京労働局 NEW

重大災害から約2年過ぎ  東京労働局(富田望局長)は今年度、建設業の労働災害防止に向け、安全意識向上を課題と位置付ける。今年1~4月までに、死亡災害は前年同期比2件増の3件発生し、今後の増加が懸念されている。重大な災害につながりやすい墜落・転落災害においては、令和6年に建築工事業で起きた223件中、半数近くが「はしご等」を起因物としていた……[続きを読む]

2025.06.11 【安全スタッフ ニュース】
全事業場にストレス検査 個人事業者対策も強化 改正安衛法・3年以内義務付けへ NEW

 全事業場にストレスチェックを義務付けることなどを柱とする改正労働安全衛生法がこのほど公布された。ストレスチェックは3年以内に施行される。今回の改正は、多様な人材が安全・安心して働ける職場環境の整備を目的としたもので、個人事業者などに対する安全衛生対策の推進や、化学物質による健康障害防止対策などの推進、機械などによる労働災害防止の促進、高……[続きを読む]

2025.06.02 【労働新聞 ニュース】
熱中症対応など追加 安全標識を全20種類へ 千葉労働局

 千葉労働局(小山英夫局長)は、実際の労働災害事例を基に作成している「災防ピクトグラム」の種類を増やし、“視覚的な安全対策”を強化する。吊り荷の下への立入り禁止や、熱中症発生時の処置(別掲)などを表現したものを追加し、従来の10種類から全20種類まで増やした。熱中症のピクトグラムについては、専用のステッカーを1万枚用意し、業界団体などを通……[続きを読む]

2025.06.02 【労働新聞 ニュース】
昇降機の規格確認を 工場や倉庫で違反多く 武雄労基署

 佐賀・武雄労働基準監督署(平山正署長)は、労働安全衛生法で定める構造規格を満たしていない昇降機を使用する事業場が散見されることから、リーフレットを作成し、点検を促している。「とくに昔ながらの工場や物流倉庫でみられる」(平山署長)とし、荷の積卸口に戸が設けられていないなど規格を満たしていない場合、改修するよう求めている。  昇降機とは、人……[続きを読む]

2025.05.27 【安全スタッフ 特集】
【特集1】“動く安全教室”で危険感受性養う 建設現場の労災減少へ全国行脚 機械に巻き込まれる怖さ感じる/鹿島建設

 鹿島建設㈱は、建設現場で働く技術者・技能者の教育を目的として、移動式安全体感訓練施設の運用を開始した。現場作業で使用するグラインダーやローラー、電気関連機器などによる労働災害の発生メカニズムと作業時の注意点、安全装置の仕組みを学ぶ。スケールダウンされた機械であっても巻き込む力は相当に強く、実際の作業ではケガの危険性があることを印象付けて……[続きを読む]

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