『労働安全衛生規則』の労働関連ニュース

2025.07.28 【安全スタッフ 特集】
【特集2】熱中症対策の最前線 不調把握と意識啓発を強化 中小建設業での取組事例から(荒木組・巴山建設・鹿糠板金工業) NEW

 夏の猛暑が続くなか、職場での熱中症予防は喫緊の課題となっており、労働安全衛生規則の改正で企業に一層の対策が義務付けられた。中小建設業の現場では、各社が最新機器の導入や従来型の対策の徹底を図るとともに、意識啓発の取組みと合わせて作業者の安全確保に努めている。今号の特集2では、先進的な熱中症対策に取り組む企業の事例と、国や自治体による支援策……[続きを読む]

2025.07.11 【安全スタッフ ニュース】
安全装置設置を義務に 作業主任者の職務見直しも 被ばく防止へ対象のエックス線装置拡大

 厚生労働省は、非破壊検査や材料試験などに使用される特定エックス線装置による被ばくを防止するため、労働安全衛生規則と電離放射線障害防止規則を改正する。放射線装置室に設置されている定格管電圧150kV以下の工業用などのエックス線装置について、自動警報装置による周知や安全装置の設置が義務付けられていないことから、規制の対象範囲を特定エックス線……[続きを読む]

2025.06.10 【安全スタッフ 特集】
【特集1】職場の熱中症対策 早期発見が重篤化を防ぐ 省令改正で連絡体制整備義務に 災害高止まり状況に対応強化

 夏の暑さが年々厳しくなるなか、熱中症による労働災害が増加しており、職場での予防対策強化が必要になっている。厚生労働省は今年6月1日に労働安全衛生規則を改正し、「体制整備」「手順作成」「関係者への周知」を中心とする事業者の新たな義務を定めた。症状の重篤化の背景に初期症状の放置や対応の遅れがあるとし、作業場所ごとに早期発見のための体制と熱中……[続きを読む]

2025.06.10 【安全スタッフ ニュース】
熱中症通達 出張先や移動時含む 複数の手段用いて周知を 厚労省

「暑熱な場所」で例示  厚生労働省はこのほど、6月1日施行の労働安全衛生規則の一部を改正する省令の通達を発出した。「暑熱な場所」について、必ずしも事業場内外の特定の作業場のみを指すものではないと指摘し、出張先で作業を行う場合、労働者が移動して複数の場所で作業を行う場合、作業場所から作業場所への移動時なども含むとしている。「周知」では、報告……[続きを読む]

2025.05.12 【安全スタッフ ニュース】
熱中症 6月から報告体制義務化 連続1時間以上の作業対象 詳細は通達で示す 厚労省

 厚生労働省はこのほど、熱中症の早期発見、重篤化防止を図る観点から、報告体制の整備や関係労働者への周知などを罰則付きで義務化する労働安全衛生規則の改正省令を公布した。6月1日から施行される。対象は、「WBGT28度以上または気温31度以上の環境下で連続1時間以上または1日4時間以上の実施」が見込まれる作業で、熱中症の自覚症状がある作業者な……[続きを読む]

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