『はしご』の労働関連ニュース

2025.06.12 【労働新聞 ニュース】
建設業・災害発生状況 墜落の半数がはしごから 安全意識低下を懸念 東京労働局 NEW

重大災害から約2年過ぎ  東京労働局(富田望局長)は今年度、建設業の労働災害防止に向け、安全意識向上を課題と位置付ける。今年1~4月までに、死亡災害は前年同期比2件増の3件発生し、今後の増加が懸念されている。重大な災害につながりやすい墜落・転落災害においては、令和6年に建築工事業で起きた223件中、半数近くが「はしご等」を起因物としていた……[続きを読む]

2025.04.29 【安全スタッフ ニュース】
低所墜落防止にリーフ イラスト用い留意点示す 建災防が作成

 建設業労働災害防止協会は、リーフレット「低所での作業 あなたは油断していませんか?」を作成した。脚立、可搬式作業台、はしごを用いた作業での注意事項や適切な使用方法についてイラスト付きで分かりやすく示している(一部抜粋)。  脚立では、上から2段目の踏さんに乗ることや、滑りにくい靴をはく、脚立にはまたがらないなどを明記。天板上での作業をし……[続きを読む]

2025.04.12 【安全スタッフ ニュース】
高齢者の安全へ健康状態把握を 第2回労研セミナー

 建設労務安全研究会(細谷浩昭理事長)は3月26日、八重洲通りハタビル(東京都中央区)で、令和6年度第2回労研セミナーを開催した。当日は「建災防の調査研究活動について」と題し、建災防の西田和史技術管理部長が、高年齢就労者の労働災害防止対策について指摘(写真)。建設業では、まだまだ若年者の労働災害が多いとしながらも、高齢者の健康状態の把握な……[続きを読む]

2025.03.10 【労働新聞 ニュース】
滑止めある覆いを 墜落防止へ点検票作成 相模原労基署

   神奈川・相模原労働基準監督署(荻野憲一署長)は、昨年12月の建設業を対象とした集中パトロールで、実際に指導した事案を踏まえた安全チェックリストを作成した。墜落の恐れがある開口部に覆いを設けているものの、足で動かせるような不十分な状態だった現場を確認したことから、「床面の開口部には、裏面にズレ止めのある覆いを設ける」……[続きを読む]

2025.01.17 【労働新聞 ニュース】
昇降設備違反が43件 鉄筋の骨組みをはしごに 神奈川労働局・建設業集中監督

 神奈川労働局(藤枝茂局長)は、昨年1~10月に建設業で10件の死亡災害が発生したことを受け、12月に集中監督を実施した。168現場で工事ごとに359件の監督を行い、214件(59.6%)の違反を確認した。昇降設備などに関する違反は43件に上った。コンクリートを流し込むための鉄筋の骨組みをはしご代わりにしてよじ登っているといった、危険な状……[続きを読む]

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