『過重労働』の労働関連ニュース

2024.05.30 【労働新聞 ニュース】
脳・心臓疾患と精神障害 労災請求端緒に監督徹底 長時間労働抑制へ 神奈川労働局

前年度比33件増踏まえ  神奈川労働局(藤枝茂局長)は、過重労働による脳・心臓疾患や心理的負荷による精神障害の労災請求・支給決定件数が増加していることを受け、請求のあった事業場に対して監督指導を徹底する方針を示した。請求があった事業場について、「長時間の時間外労働が疑われる事業場はすべて指導を行う」としている。令和4年度における脳・心臓疾……[続きを読む]

2024.05.01 【労働新聞 ニュース】
大手製造業者を送検 全国での是正勧告受け 大阪労働局・かとく

 大阪労働局(荒木祥一局長)の過重労働撲滅特別対策班(かとく)は、労働者3人に36協定を超える違法な時間外労働(休日労働含む)を行わせたとして、全国で業務用冷凍・冷蔵庫の製造販売業を営むフクシマガリレイ㈱(大阪府大阪市西淀川区)と同社役員2人を、労働基準法第32条(労働時間)および第36条(時間外および休日の労働)違反の疑いで大阪地検に書……[続きを読む]

2024.03.28 【労働新聞 ニュース】
過労死等発生企業 再発防止対策を強化 全社的な対応へ指導 厚労省・過労死防止大綱素案

複数発生なら改善計画も  厚生労働省は、今年7月の閣議決定をめざしている新たな過労死等防止対策大綱の素案を作成した。国が取り組む重点対策として、過労死等を発生させた企業に対する再発防止策の強化を盛り込んでいる。過労死等発生事業場に対する監督指導に加え、企業本社における全社的な対策の策定を求める指導を実施するとした。さらに、一定期間内に複数……[続きを読む]

2024.03.15 【労働新聞 ニュース】
月116時間も違法残業 ビッグモーターを送検 東京労働局かとく

 東京労働局(美濃芳郎局長)の過重労働撲滅特別対策班(かとく)は、整備士6人に36協定を超える時間外労働を行わせたとして、自動車販売業の㈱ビッグモーター(東京都多摩市)と30歳代の元工場長の男性を、労働基準法第32条(労働時間)違反の疑いで東京地検に書類送検した。時間外労働は最長の者で、1カ月116時間39分に及んでいる。  同社は全国に……[続きを読む]

2023.12.14 【労働新聞 ニュース】
労災認定 過重な業務“継続”と認める 途中の休暇に拘らず 労働保険審査会

WBGT値も判断に採用  卵焼き製造業務に従事していた労働者が多臓器不全により死亡した事案を巡る労災保険の再審査請求で、労働保険審査会が、遺族補償給付を不支給とした青梅労働基準監督署の処分を取り消していたことが分かった。発症前9日間に“継続した”長時間労働がみられたとして、脳・心臓疾患の労災認定基準における「短期間(発症前おおむね1週間)……[続きを読む]

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