『転倒災害』の労働関連ニュース

2025.06.16 【労働新聞 ニュース】
60歳以上が3割に 死傷災害4年連続で増加 厚労省

 労働災害による休業4日以上の死傷者数が4年連続で増加したことが、厚生労働省の「令和6年の労働災害発生状況」で分かった。高年齢者の労災が増え続けており、死傷者数に占める60歳以上の労働者の割合が初めて3割に達した。  令和6年1~12月における労災死亡者数は、前年比9人減の746人で、前年に続き過去最少を更新した。業種別では、建設業が…[続きを読む]

2025.06.10 【安全スタッフ 特集】
【特集2】バランスボールでつまずきが半減へ オフィス改革進め運動量アップ促す

 転倒災害が増加するなかで多くの企業や団体が体力維持・向上に向けたユニークな取組みを展開している。福岡市は、民間企業と協働でバランスボールを活用した転倒予防の実証実験を行い、「つまずいた」割合を半減させることに成功。住友生命は、オフィスにウォーキングコースを設け、歩数が増えるレイアウトを整備した。インセンティブの面では自社のアプリを活用し……[続きを読む]

2025.05.19 【労働新聞 ニュース】
携帯KY用紙を作成 社福の行動災害防止で 菊池労基署

 熊本・菊池労働基準監督署(吉津尚治署長)は、医療業・社会福祉施設における転倒や腰痛などの行動災害防止に向け、「一人KY(危険予知)活動」の導入を推進している。このほど、従業員が業務中に持ち歩いてKY活動ができるよう、注意するべき要点をまとめたカードを作成した。「濡れていないか」、「履物はきちんと履いているか」など7点を掲載している。  ……[続きを読む]

2025.05.14 【労働新聞 今週の視点】
【今週の視点】転倒防止 身体づくり実施は低調 設備面で対策進むも

中災防が事例集を作成  設備・装備などのハード面の対策の実施率は7割を超えるものの、ケガをしにくい身体づくりなどソフト面は低調――。東京労働局は転倒災害防止対策について調査を実施したが、ハード・ソフト両面で対策を行っている事業場は、全体の1割にも満たなかった。中央労働災害防止協会では、転びにくい身体づくりのための事例集を作成している。…[続きを読む]

2025.04.23 【労働新聞 ニュース】
高齢者安全指針 活用は3.6% 埼玉労働局・調査

 エイジフレンドリーガイドラインを活用している事業場はわずか3.6%――埼玉労働局(片淵仁文局長)は、転倒災害に関するアンケート結果をまとめた。回答した249事業場に対し、転倒を防ぐために整備している管理体制を聞くと、高年齢労働者の体力チェックなど「エイジフレンドリーガイドラインの措置を講じている」は3.6%(9事業場)だった。ガイドライ……[続きを読む]

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