『裁判』の労働関連ニュース

2021.07.21 【労働新聞】
採用過程の期待権侵害認める 企業に損害賠償命令 東京地裁

当初提示した条件と乖離  採用条件変更の一方的な通告は不法行為に当たるとして、求職者が仮想通貨交換業のフォビジャパン㈱を訴えた裁判で、東京地方裁判所(布施雄士裁判官)は期待権侵害を認め、同社に60万円の損害賠償を命じた。求職者は中途採用面接を受け、同社の取締役から月給39万円と提示をされたが、入社予定日の直前になって、月給30万円になると……[続きを読む]

2021.07.20 【労働新聞】
同一事案で3度目敗訴 従業員の退職めぐる裁判 知財高裁

 まつげエクステンションの専門店を都内に展開する㈱リリーラッシュが起こした、従業員の退職をめぐる裁判で、知的財産高等裁判所は、同社の請求を棄却した。同社は同じ事案に対し、異なる訴訟を3つ提起しているが、現在すべてで敗訴している。  1つ目の裁判は従業員が退職後に顧客カルテを不正に持ち出し、近隣の店舗に転職したのは、競業避止義務違反に当たる……[続きを読む]

2021.07.15 【労働新聞】
定年までの賃金支払命じる 懲戒解雇無効と判断 東京地裁

バックペイは1000万円超  ㈱ディーエイチシーで働いていた労働者が、懲戒解雇処分を不服とした裁判で、東京地方裁判所(生田大輔裁判官)は処分を無効と判断し、同社に賃金計1200万円の支払いなどを命じた。労働者はタイムカードの改ざんなどを理由に平成30年7月に懲戒解雇となった。同地裁は「処分を正当化するほど企業秩序に重大な悪影響を生じさせる……[続きを読む]

2021.07.14 【労働新聞】
【今週の視点】リスクアセスの流れ加速 労災民事が後押し

がん発症で安全配慮違反  膀胱がんを発症したのは工場内での化学物質への曝露が原因と4人の労働者が訴えた裁判で、福井地方裁判所は会社の安全配慮義務違反を認める判決を下した(6月7日号3面参照)。使用していた化学物質は、当時特定化学物質でなかった。この間進んできた「規制からリスクアセスメント」への流れを、民事裁判からも後押しした判決といえるだ……[続きを読む]

2021.07.08 【労働新聞】
元職場へ復職させる義務なし 労働審判で配転確定 東京地裁

配慮義務違反を認めず  福祉輸送専門のバス会社に勤める労働者が、休職明けに元の職場へ復職させなかったのは違法と訴えた裁判で、東京地方裁判所(三木素子裁判長)は元の職場に復職させる義務はないと判断した。労働者は精神疾患で休職に入り、休職中に降格処分を受け営業所から本社に配置転換となった。訴訟提起前に降格を不服とする労働審判を申し立て、降格前……[続きを読む]

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