『変形労働時間』の労働関連ニュース

2025.05.28 【労働新聞 今週の視点】
【今週の視点】使用者に差止め命じる 人格権侵害と評価

十分な休憩ない勤務で  使用者による休憩時間を付与しない勤務命令は労働者の人格権を違法に侵害するとして、差止めを命じる判決が出た(本紙5月19日号2面参照)。労働者の心身の健康維持を人格権として保護されるべき法益と判示している。休憩以外にも労働者の健康維持を目的とした規制は存在しており、判決の影響が気になるところだ。上級審の判断にも注目し……[続きを読む]

2025.05.16 【労働新聞 ニュース】
本社一括届出を緩和 内容異なるケースも 厚労省通達

 厚生労働省は、就業規則などの本社一括届出に関する取扱いを変更する通達を発出した。労働条件ポータルサイト「確かめよう労働条件」から電子申請を行う場合に限り、本社と内容の異なる就業規則などであっても、内容が同一の事業場ごとにまとめて提出できるようにした。対象となる手続きは、就業規則、時間外労働・休日労働に関する協定(36協定)、1年単位の変……[続きを読む]

2025.02.19 【労働新聞 ニュース】
延長の回数守らず 時間外の限度時間 年10回超過し送検 三次労基署

 広島・三次労働基準監督署(坂根紀雄署長)は、ベトナム人技能実習生5人に対し、36協定で定めた1カ月の時間外労働の限度時間を年7回以上超えて働かせたとして、製造業の㈱ニッテツ(広島県広島市)と同社代表取締役および庄原工場製造課管理係長の計1法人2人を労働基準法第32条(労働時間)違反の疑いで広島地検に書類送検した。庄原工場の実習生に対し少……[続きを読む]

2025.02.06 【労働新聞 ニュース】
万博出展企業 労働時間の適正管理要請 雇入れ時教育徹底も 大阪労働局

期間中は労基署が監督へ  大阪労働局(志村幸久局長)は、今年4~10月に開催される大阪・関西万博で違法な時間外労働や労働災害の発生が懸念されるとして、公益社団法人2025年日本国際博覧会協会(十倉雅和会長)に対して適正な労働環境確保の協力要請を行った。万博では、有期雇用者や業務に不慣れな者を中心に数万人の労働者が何らかの業務に従事すると想……[続きを読む]

2024.11.26 【労働新聞 ニュース】
変形制 上限時間確認のカレンダー公開 静岡労働局

 静岡労働局(笹正光局長)は、変形労働時間制の対象期間について、労働時間が限度時間を超えていないかを確認できる「チェックカレンダー」の令和7年版をホームページで公開した。1カ月単位、1年単位の変形制それぞれについて、1月始まりと4月始まりのカレンダーを設けている。  たとえば1カ月単位の変形制では、1年間のカレンダーとともに、各月の上限時……[続きを読む]

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