『労働者性』の労働関連ニュース

2024.07.10 【労働新聞 今週の視点】
【今週の視点】驚愕のアイデアが優勝飾る 残業分を業務委託?

厚労省はぜひ“歯止め”に  内閣府が全職員を対象に開いた賃上げに関する政策コンペで「残業の業務を従業員が個人事業主としてこなし、手取り増を図る」という施策が優勝した。労働者性をめぐるこれまでの議論を完全に無視しており、実現可能性に疑問符が付く。厚生労働省にはぜひ「指揮命令が必要な業務だから労働者を雇う」という基本のキを、内閣府に教授しても……[続きを読む]

2024.06.27 【労働新聞 ニュース】
労働者性 申告基づき原則は判断実施を ドイツの制度が参考 政府・規制改革実施計画

識者「企業側にもニーズ」  政府は6月21日、令和6年度の規制改革実施計画を閣議決定した。ドイツの制度を参考に、業務委託として働く就業者がトラブル発生前に、自身の労働者性を確認できる仕組みの創設に向けた検討を今年度から始める。具体的には、労働基準監督署に申告があった場合、原則として判断を行うことを明確化する措置を講じるとした。ドイツ労働法……[続きを読む]

2024.06.20 【労働新聞 ニュース】
ホワイトカラー 選択可能な時間制度創設を 労基法見直しで提言 新経連

専門型と企画型は統一へ  一般社団法人新経済連盟(新経連、三木谷浩史代表理事)は労働基準法等の見直しに関する提言をまとめた。ホワイトカラーの労働者を対象にした新たな労働時間制度の創設を求めている。新制度では、労働者自身が通常の制度、裁量労働制、高度プロフェッショナル制度の3つのなかから、適用される制度を選べるようにする。裁量労働制は専門型……[続きを読む]

2024.03.11 【労働新聞 ニュース】
偽装防止へ向け手引 企業に要注意例示す フリーランス協会

 プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会は労働者性の判断における要注意行動例などを示した、偽装フリーランス防止のための手引きを策定した。発注企業のコンプライアンス教育やフリーランス自身の自己防衛に役立ててほしいとしている。  手引きでは、労働者性の判断基準である使用従属性と労働者性の判断を補強する要素のそれぞれについて「要……[続きを読む]

2024.02.15 【労働新聞 ニュース】
一人親方 適正化向け「目安」策定 該当しない基準示す 国交省

公表は令和8年度以降に  国土交通省は、社会保険の加入や時間外労働の上限などの規制逃れを目的とした「偽装一人親方」の問題に対処するための「今後の道筋」案をまとめた。令和8年度以降を目途に「適正でない一人親方の目安」を示し、実質的に“一人親方”として評価できる最低限の経験年数や技能レベルを明確化する。求められる技能については、建設技能者の資……[続きを読む]

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