『労働災害防止』の労働関連ニュース

2024.06.12 【安全スタッフ ニュース】
被災者に教育実態聞く 労働者の協力状況把握へ 災防計画評価委が示す 厚労省

 厚生労働省の「災害防止計画評価委員会」は、事業場の安全衛生の取組状況とそれに伴う労働災害減少という2つの新指標の効果検証を適切に進めていくため、災害発生事業場の被災労働者の協力を得て、安全衛生教育、周知の状況や労働者の理解度などを把握することを検討している。事業場の取組みが14次防に掲げた「労働者の協力の下」に行われているかを確かめるの……[続きを読む]

2024.06.11 【安全スタッフ 特集】
【特集2】全員が荷の状況 常時無線で把握/旭化成ホームズ

 ハウスメーカーの旭化成ホームズは、重大災害の撲滅を目指して、「吊荷の下に入らない(TSH)活動」を展開している。職長とクレーンオペレーターの間で交わされる無線機でのやり取りを子方とドライバーにも聞けるようにするため、受信用無線機を配布し、荷の位置や状況を常時把握できるようにした。荷の動きを全員で同時に共有することで、適切な退避行動が可能……[続きを読む]

2024.05.28 【安全スタッフ ニュース】
好事例増やす改善策示す 帳票類をアプリに一本化へ 仮設工業会 新ヒヤリ報告で試行実施

 (一社)仮設工業会は、「仮設工事におけるDX時代のレジリエンス能力向上対策に関する検討委員会」を開催し、新ヒヤリグッジョブ報告の試行実施結果を発表した。中小建設業を対象に行ったもので、集計結果から災害防止や作業効率アップにつながるグッジョブを増やすためには「コミュニケーションを活性化させるアクションプラン」が必要との方向性が示されたとい……[続きを読む]

2024.05.10 【安全スタッフ 特集】
【特集1】安全管理を〝仕組み化〟する 蓄積したノウハウの継承へ コスモス(建設業労働安全衛生マネジメントシステム)/<事例>日本無線 高所作業の統一基準を運用

 現場の安全管理を支えてきたベテラン世代の退職により、労働災害防止のためのノウハウの継承が課題となっている。建設業労働災害防止協会では、コスモス(建設業労働安全衛生マネジメントシステム)の構築と適切な運用による安全管理の仕組み化を推奨しており、支店間で異なるルールや現場代理人の肌感覚など明文化されていない経験知などを社内規定に落とし込む動……[続きを読む]

2024.04.29 【安全スタッフ ニュース】
発注者の措置を新設 設計段階に支保選定など 厚労省・トンネル工事指針で

 厚生労働省は、「山岳トンネル工事の切羽における肌落ち災害防止対策に係るガイドライン」を改正した。設計段階における適切な支保パターンの選定など、「発注者等が講ずべき措置」を新設している。また、切羽の立入に関連し特段の配慮を必要とする「切羽からの45度の範囲」も新たに追加している(図参照)。  山岳トンネルでは、トンネル掘削の最先端で地山が……[続きを読む]

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