『価格転嫁』の労働関連ニュース

2025.07.03 【労働新聞 ニュース】
標準的運賃 地図上から概算可能に 無料でツール公開 全ト協 NEW

価格交渉時の利用促す  全日本トラック協会(寺岡洋一会長)は、国土交通省が昨年3月に告示した「標準的運賃」の普及に向け、地図上から出発地と到着地を指定するだけで、基準運賃額が分かるツールを無料で公開した。告示では、大型・小型などの車種別に、距離または時間に応じた基準運賃額を表で示しているが、都道府県トラック協会や運送事業者から「距離を測っ……[続きを読む]

2025.06.20 【労働新聞 ニュース】
「実質賃金増」定着へ 29年度まで5カ年計画実行 骨太方針・閣議決定

 政府は、「経済財政運営と改革の基本方針2025」(骨太の方針)を閣議決定した。賃上げを起点とした成長型経済の実現をめざし、2029年度までの5年間で、日本経済全体で物価上昇を1%程度上回る賃金上昇をノルム(社会通念)として定着させると強調している。  賃金上昇に向け、「中小企業・小規模事業者の賃金向上推進5か年計画」を実行する。その施策……[続きを読む]

2025.06.06 【労働新聞 ニュース】
協議ない決定違法に 下請法の改正法案が成立 通常国会

 協議を適切に行わない代金額決定の違法化などを盛り込んだ、改正下請法が通常国会で可決・成立した。一部の規定を除き令和8年1月1日に施行する。政府は改正法により、適切な価格転嫁を定着させる「構造的な価格転嫁」の実現を図るとしている。  改正法では、下請事業者から価格協議の申出があったにもかかわらず、親事業者が協議に応じなかったり、必要な説明……[続きを読む]

2025.05.23 【労働新聞 ニュース】
実質賃金を1%上昇 今後5年間の目標示す 政府

 政府は新しい資本主義実現会議を開き、2029年までの5年間で物価上昇を1%程度上回る賃金上昇をめざすとの目標を打ち出した。「中小企業・小規模事業者の賃金向上推進5か年計画」も示し、価格転嫁・取引適正化や生産性向上を進めるとした。  価格転嫁・取引適正化に向けては、コストに占める労務費の割合が高い業界などを対象に、サプライチェーン全体で労……[続きを読む]

2025.03.31 【労働新聞 ニュース】
中小賃上げ5%割る ベアも1万円には届かず 連合

 連合は3月21日、春闘の第2回回答集計を発表した。定期昇給相当分を含む賃上げ総額(加重平均)は、1万7486円、率では5.40%で、昨年同時期を1107円、0.15ポイント上回っている。300人未満の中小組合では、1万3288円、4.92%となり、要求基準として掲げた「全体で5%以上、中小6%以上」には届いていない。  ベースアップ相当……[続きを読む]

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