『はさまれ・巻き込まれ』の労働関連ニュース

2025.06.25 【労働新聞 ニュース】
重点監督結果公表へ 死亡災害急増で緊急対策 神奈川労働局

 神奈川労働局(児屋野文男局長)は、今年5月末現在(速報値)で死亡災害が前年同期比8件増の17件に上ったことから、全国安全週間を含む6~7月にかけて、監督指導を強化する。  建設現場や、重大な災害につながりやすい高所からの「墜落・転落」や機械による「はさまれ・巻き込まれ」が懸念される事業場への定期監督を重点的に行う。さらに、労働災害を端緒……[続きを読む]

2025.06.16 【労働新聞 ニュース】
3割が復旧工事労災 能登地震後に建設業で 石川労働局

 石川労働局(八木健一局長)は、昨年1月に発生した能登半島地震に関連し、管内の復旧・復興工事における労働災害の発生状況をまとめた。今年3月までの15カ月間における休業4日以上の死傷者数は71人に上り、管内建設業全体の被災者数の3割を占めている。復旧工事が本格化した昨年4月以降は、毎月6件前後の労災が発生。3人が死亡している。  事故の型別……[続きを読む]

2025.05.26 【労働新聞 ニュース】
製造業など集団指導 挟まれ対策徹底求める 静岡労働局

 静岡労働局(國分一行局長)は、労働災害が多発している製造業と建設業への対策として、6月から管下の全7労働基準監督署で集団指導を実施する。頻発しているはさまれ・巻き込まれの防止対策を呼び掛け、重機の作業範囲内への立入り禁止などを求めていく。  同労働局管内では、令和2年から4年連続で休業4日以上の死傷災害が増加しており、その4割を製造業と……[続きを読む]

2025.05.22 【労働新聞 ニュース】
6年災害発生状況 「経験3年未満」が4割弱 社内異動後に被災も 岡山労働局

雇入れ時教育の徹底促す  岡山労働局(森實久美子局長)がまとめた令和6年労働災害発生状況によると、経験年数3年未満の労働者が被災した割合が全体の35.8%に上ることが分かった。新規入職者以外にも、社内異動で別の仕事に就いた者が被災したケースがめだつ。とくに「はさまれ・巻き込まれ」災害では、発生件数257件のうち、経験3年未満の者が被災した……[続きを読む]

2025.05.15 【労働新聞 フォーカス・企業事例】
【フォーカス】鹿島建設/移動式安全体感施設 全国の工事現場へ“出張訓練” 危険感じる能力養う

巻き込まれを疑似体験  総合建設会社の鹿島建設㈱(天野裕正社長)は、全国の現場で働く技能者・技術者の安全教育を目的とした“出張訓練”を昨年度から始めている。機械の巻き込まれや感電、墜落災害などを疑似体験できる機器とVR装置を搭載した移動式安全体感訓練施設「Kajima Safety Caravan」を派遣し、現場作業に潜む危険と安全を確保……[続きを読む]

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。