【今週の視点】初任給相場で複雑化進む 諸手当の価値高まる

2020.09.16 【労働新聞 今週の視点】
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固定残業ありは1割強

 採用区分の多様化や求人票の様式変更を受け、初任給相場の様相が変わりつつある。大卒では一般職から地域限定総合職への衣替えが進み、地域手当や住宅手当が他社に差を付ける大きな要素になってきた。高卒も含めて固定残業代を採用する企業が限られる一方、多数の手当を持つ複雑な給与構成を示している例もめだっている。

  本紙調査によれば、2021年3月卒の初任給水準は大卒、高卒とも引上げ傾向を維持した(=関連記事)。大卒では…

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令和2年9月14日第3272号7面 掲載
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