溶接作業時の火災に注意 難燃性養生シート使用を 消防庁

2025.06.24 【安全スタッフ ニュース】
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 総務省消防庁は6月17日、工事現場での溶接作業などの防火管理に対する注意喚起を、都道府県の消防防災主管課などに通知した。東京都内の工事現場で発生した火災を踏まえたもので、工事に使用するアスベスト飛散防止用のプラスチックシートについて、難燃性を持つものを使用すること、火花を発生する作業場所での使用を避けることなど、火災予防上必要な措置が講じられるよう注意喚起を求めている。都内の解体現場で今年3月に発生した火災では、屋上での鉄骨溶断作業中に発生した火種が、下階のアスベスト除去作業で養生として使用されていたポリエチレンフィルムに落下して引火。作業員6人が煙を吸い込むなどして、2人が救急搬送されている。

 都内では、工事中の溶接・溶断で発生する火花の飛散・落下による火災は、過去5年間で131件発生。広範囲に飛散・落下する可能性があるため、火気使用付近に断熱材などの可燃物がないことを確認し、火気周辺を不燃材シートなどで遮蔽すること、溶接などの作業場所周辺の点検や作業中の監視を徹底することが重要としている。

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