『物価上昇』の労働関連ニュース

2025.05.23 【労働新聞 ニュース】
実質賃金を1%上昇 今後5年間の目標示す 政府

 政府は新しい資本主義実現会議を開き、2029年までの5年間で物価上昇を1%程度上回る賃金上昇をめざすとの目標を打ち出した。「中小企業・小規模事業者の賃金向上推進5か年計画」も示し、価格転嫁・取引適正化や生産性向上を進めるとした。  価格転嫁・取引適正化に向けては、コストに占める労務費の割合が高い業界などを対象に、サプライチェーン全体で労……[続きを読む]

2025.05.21 【労働新聞 ニュース】
住宅手当の支給期限7年に延長 ニーズウェル

 ソフトウェアの開発・運用・保守などを行う㈱ニーズウェル(東京都千代田区、船津浩三代表取締役会長兼社長)は、若手社員の定着率向上のため、住宅手当の支給期限を「入社3年目まで」から「7年目まで」に延長する。  同社の離職率は従来8%前後で推移しており、同業他社に比べて高くない状況にあったが、昨年は14%まで高まった。手当がなくなるタイミング……[続きを読む]

2025.05.15 【労働新聞 賃金調査】
【賃金調査】東京都 賃上げ・労使交渉調査/課長級賃金決定要素 「職能」を最重要視が45% 職務や成果を上回る

6年の改定率は3.19%  東京都の「賃上げと労使交渉に関する実態調査」によると、令和6年度に賃金改定を実施した企業の割合は7割を超え、職層別の平均改定率は、非管理職クラスの一般職4.07%、係長、主任級3.68%、課長級3.19%だった。課長級の賃金決定において最も大きなウエートを占める要素を尋ねた設問では、「職務遂行能力」を挙げる企業……[続きを読む]

2025.04.23 【労働新聞 ニュース】
賃上げ支援広がる 市町が支給金上乗せも 地方自治体

 物価上昇や人手不足を背景に賃上げの機運が高まるなか、中小企業の賃上げを支援する地方自治体の取組みが広がっている。群馬県では、従業員1人当たり5万円を支給する奨励金制度を新設する。太田市など県内4市町と連携し、県の支援金の受給企業に対しては、市町が1~2万円を上乗せ支援する。  奨励金は、5%以上の賃上げを行った場合に支給する。支給上限は……[続きを読む]

2025.02.12 【労働新聞 ニュース】
賃金改定で物価動向重視が5割 経団連調査

 経団連は、会員企業に実施した「人事・労務に関するトップマネジメント調査」の結果をまとめた。2024年の賃金改定に当たってとくに考慮した要素を2つまでの複数回答で尋ねたところ、「物価の動向」が56.7%で最も高く、「人材の確保・定着率の向上」も50.8%と5割を超えた。  以下、「世間相場」35.1%、「企業業績」31.0%などと続く。[続きを読む]

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