『死亡災害』の労働関連ニュース

2025.06.12 【労働新聞 ニュース】
建設業・災害発生状況 墜落の半数がはしごから 安全意識低下を懸念 東京労働局 NEW

重大災害から約2年過ぎ  東京労働局(富田望局長)は今年度、建設業の労働災害防止に向け、安全意識向上を課題と位置付ける。今年1~4月までに、死亡災害は前年同期比2件増の3件発生し、今後の増加が懸念されている。重大な災害につながりやすい墜落・転落災害においては、令和6年に建築工事業で起きた223件中、半数近くが「はしご等」を起因物としていた……[続きを読む]

2025.06.10 【労働新聞 ニュース】
警備業 死亡災害多発で重点監督へ 新宿労基署 NEW

 東京・新宿労働基準監督署(坂本直己署長)は、管内の警備業における死亡災害多発を受け、指導を強化する。重点的に個別監督指導を実施するほか、業界団体の会合に赴き、車両誘導業務に当たっての労働者教育などの対策の徹底を促す。  同労基署管内では、昨年3件の死亡災害が発生しており、そのすべてが警備業だった。被災者は全員…[続きを読む]

2025.05.10 【安全スタッフ ニュース】
労災増加で非常事態宣言 一人作業の指示不足に警鐘 新潟労働局

 新潟労働局は4月24日、労働災害多発を受けて、死亡災害撲滅非常事態宣言を発令した。管内では今年4月20日までに死亡災害8人、休業4日以上の死傷災害が537人発生。死亡災害は大幅に増加した昨年を上回るペースで推移していることから、関係団体へ緊急要請を行い、事業場の労災防止の取組みを進めるよう求めている。  福岡洋志局長がYouTube上で……[続きを読む]

2025.05.09 【労働新聞 ニュース】
屋内でも熱中症予防 死亡災害ゼロめざし運動 神奈川労働局

 神奈川労働局(児屋野文男局長)は、管内で3年連続して熱中症による死亡労働災害が発生したことから、9月まで実施するクールワークキャンペーンの重点目標として、「死亡災害ゼロ」を掲げた。昨年は屋内作業中の労働者が亡くなっている。休業4日以上の労災の約3分の1も屋内で起きていることから、屋外だけでなく、屋内での熱中症予防対策の重要性を周知してい……[続きを読む]

2025.04.21 【労働新聞 ニュース】
安全作業床未設置 隙間44cmから墜落死で送検 福岡中央労基署

 福岡中央労働基準監督署(小河征午署長)は、昨年4月に労働者が足場から墜落死した労働災害に関連して、建具工事業の㈱サン・ウィン福岡(福岡県宇美町)と同社部長を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の疑いで福岡地検に書類送検した。労働者に高さ10.5mの場所で網戸とサッシを交換する作業を行わせるに当たり墜落防止措置を行っていな……[続きを読む]

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