『下請』の労働関連ニュース

2025.04.28 【労働新聞 ニュース】
上限規制遵守は建築で4割未満 日建協・作業所調査 NEW

 ゼネコンのホワイトカラー層で組織する日本建設産業職員労働組合協議会(木浪周作議長)が昨年9月に実施したアンケート調査(回答1672作業所)で、建築作業所のうち、「時間外労働の上限規制(原則の月45時間)が遵守できそう」と答えた割合は38.3%に留まることが分かった。公共工事が多い土木作業所に比べて、11.1ポイント低く、民間の発注者の理……[続きを読む]

2025.04.03 【労働新聞 フォーカス・企業事例】
【フォーカス】巴山建設/女性活躍推進 施工管理職へ専用休憩所 未経験者を一人前に 

日焼け止めや電気毛布も  河川工事、橋梁工事などを手掛ける巴山建設㈱(東京都調布市、巴山一済代表取締役社長)は、将来の担い手確保に向けて女性の採用強化に注力している。女性活躍推進策「ともやま小町」プロジェクトでは、未経験者を施工管理職として採用する一方、現場に女性専用の休憩所を設置し、電気毛布や日焼け止めを支給している。安全パトロールの一……[続きを読む]

2025.02.26 【労働新聞 ニュース】
下請法以外も活用 労働問題として推進へ JAM・価格転嫁集会

 主に中小製造業の労組で構成する産業別労働組合JAM(安河内賢弘会長)は、参議院憲政記念館で価格転嫁に関する院内報告会を開いた(写真)。安河内会長は国会議員らを前に、下請法の速やかな改正を求める一方で、「下請法だけで30年間染みついた禍(か)を流せるとは思っていない」と述べた。労務費転嫁指針などを活用しつつ、労働問題として…[続きを読む]

2025.02.20 【労働新聞 フォーカス・企業事例】
【フォーカス】大和ハウス工業/下請技能者 日額最大で2000円加算 人材確保へ処遇改善

独自に優秀者を認定し  大和ハウス工業㈱(芳井敬一代表取締役社長、大阪府大阪市)は、今年4月から自社の建設現場で働く下請の技能者を対象に「技能者キャリアアップ制度」を導入する。国による能力評価の結果と独自に優秀者を認定する制度を活用し、1日当たり最大2000円の手当を支給する仕組み。現場の処遇改善を図り、担い手の確保・育成につなげていく。……[続きを読む]

2025.01.31 【労働新聞 ニュース】
下請振興法が改正へ 対象取引に従業員数追加 中企庁

 中小企業庁は下請中小企業振興法の対象となる取引の要件に、従業員数による基準を追加する方針を固めた。中小企業政策審議会の小委員会に改正法の方向性を示し、了承を得た。  中企庁が示した案によると、受注者(製造業)の従業員が300人以下で、発注者の従業員が受注者より1人でも多ければ、発注者を親事業者として扱うとしている。資本金基準と合わせるこ……[続きを読む]

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