『化学物質』の労働関連ニュース

2024.10.10 【安全スタッフ ズームアップ・スポット・トピックス】
【ズームアップ】化学物質管理の課題共有 危険性意識付けへ事例教育を 東基連 衛生管理者協議会

 東京労働基準協会連合会の衛生管理者協議会(神津進会長)は9月3日、化学物質の自律的管理をテーマにした研修会を開催した。三菱ケミカルが衛生管理者として社内体制構築に関わった事例を発表し、関係部署による社内会議発足から社内での情報発信の様子を紹介した。グループワークでは、事故事例を使った危険性の教育が効果的とするなど、事業場の抱える課題を共……[続きを読む]

2024.09.26 【安全スタッフ ニュース】
「営業秘密」通知義務に 含有量表示は10%刻み 化学物質管理で中間まとめ 厚労省

 厚生労働省の「化学物質管理に係る専門家検討会」は、化学物質の危険性または有害性などの情報の的確な通知に関する中間取りまとめを行った。営業秘密として化学物質の成分名を非開示とした場合のSDSなどによる通知事項・履行確保の方法について、「営業秘密」であることの通知や、非開示の成分名に代わる代替名その他情報の通知を義務付けるべきとした。含有量……[続きを読む]

2024.09.26 【安全スタッフ 特集】
【特集1】化学物質の自律的管理 2段階のリスク評価で対応 「化学物質管理者」を全部署へ配置 ワーキンググループ設置し体制整える/DIC㈱

 DIC㈱は、化学物質の自律的な管理を強化するため、国内事業所からメンバーを集めてワーキンググループを立ち上げ、化学物質管理に関するガイドラインと新たなリスクアセスメント規定などを策定した。リスク評価では、国の推奨するクリエイト・シンプルと「DICケミカルRA」による2段階で実施することで、膨大な数の化学物質に対応する体制を整えている。さ……[続きを読む]

2024.09.17 【労働新聞 ニュース】
危険事例で教育を 化学物質の自律的管理へ 東基連・衛生管理者協議会

 東京労働基準協会連合会の衛生管理者協議会(神津進会長)は9月3日、今年度から全面的に施行された化学物質の自律的管理に関する研修会を開いた。都内事業場の衛生管理者らが5~6人ずつに分かれ、課題と対策を話し合うグループワークを行っている(写真)。  改正労働安全衛生規則では、国が定める対象物質について事業者が自らリスクアセスメントを行い、ば……[続きを読む]

2024.09.02 【労働新聞 ニュース】
パートに対策周知を 化学物質で労災2件発生 長崎労基署・接客業へリーフ

 長崎労働基準監督署(井上和秀署長)は、接客娯楽業において、化学物質による休業4日以上の労働災害が相次いで2件発生したことを受け、リーフレットを作成した。リスクアセスメントを実施し、結果を労働者へ確実に周知するよう求めた。同労基署の担当者は、「接客娯楽業で化学物質による労災が発生したのは、令和に入ってから初めて。同業種では労働時間の短いパ……[続きを読む]

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