- 2024.12.09 【労働新聞 ニュース】
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最賃引上げ後押し 業務改善への支援拡充 経済対策
政府は11月22日、総合経済対策を閣議決定した。賃金・所得の増加に向けた日本経済・地方経済の成長を柱の1つに位置付け、賃上げ環境の整備に取り組むとした。 適切な価格転嫁と生産性向上支援によって最低賃金の引上げを後押しし、「2020年代に全国平均1500円」の達成に向けて努力し続けていく方針を明記。…[続きを読む]
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政府は11月22日、総合経済対策を閣議決定した。賃金・所得の増加に向けた日本経済・地方経済の成長を柱の1つに位置付け、賃上げ環境の整備に取り組むとした。 適切な価格転嫁と生産性向上支援によって最低賃金の引上げを後押しし、「2020年代に全国平均1500円」の達成に向けて努力し続けていく方針を明記。…[続きを読む]
休憩確保も取引条件に 全国警備業協会(村井豪会長)は、労務費の価格転嫁による人材確保を後押しするため、発注者との価格交渉のノウハウなどをまとめた手引書を作成した。発注者へ警備料金の根拠を説明するため、同業種特有の法定教育費などのデータを提示するよう促している。警備員が不足しており、採用にかかるコストが増している点なども説明すべきとした。……[続きを読む]
公正取引委員会は、「労務費の適切な転嫁のための価格交渉に関する指針」(転嫁指針)を周知するため、〇×クイズ形式で内容を解説する短編動画を作成した。転嫁指針で掲げられている受発注者が採るべき行動/求められる行動を基に、「受注者から求められなければ協議しなくても良いか」、「価格交渉の記録は発注者だけが保存すべきか」などを尋ねている。 公取……[続きを読む]
政府は新しい資本主義実現会議を開き、総合経済対策に盛り込む重点施策を取りまとめた。中堅・中小企業の賃上げ環境の整備に向けた施策として、人への投資と労働市場改革の早期実行や、労務費の適切な価格転嫁などを挙げている。最低賃金の今後の中期的な引上げ方針については、「早急に、政労使の意見交換を開き、議論を開始する」と明記した。 人への投資と労……[続きを読む]
日本商工会議所(小林健会頭)が取りまとめた価格転嫁の動向調査の結果によると、労務費増加分を4割以上転嫁できた企業は36.8%に留まった。前回調査から2.9ポイント増加したものの、依然として低水準が続いている。 調査は今年10月、早期景気観測調査の付帯調査として会員2488社を対象に実施した。4割以上転嫁できているとした企業の内訳は、「……[続きを読む]
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