製造業ではさまれ災害急増 機械災害防止2原則の徹底を 彦根労基署

2022.03.07 【安全スタッフ ニュース】
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 滋賀・彦根労働基準監督署は、管内の製造業で「はさまれ・巻き込まれ」が急増しているとして事業場に注意を呼び掛けている。昨年発生したはさまれ・巻き込まれ災害は40件(速報値)で、前年の24件を大きく上回った。災害の約半数が「機械災害防止の2原則」である、「隔離の原則」「停止の原則」が守られていない状況だったことから、対策を徹底するよう促している。

 「隔離の原則」は、機械の稼働範囲に柵、囲い、カバーなどを設けて、機械の稼働範囲に身体の一部が入らないようにすること、「停止の原則」は、機械の稼働範囲内に身体の一部が入った場合に機械を確実に停止するエリアセンサー、インターロックなどの安全装置を備え付け、やむを得ず機械の稼働範囲内で作業を行う必要がある場合、機械を完全に停止させることを指す。

 「人に頼る対策では災害は防げない」として、インターロック装置などの「機械的対策」、カバー設置などの「物理的対策」を優先させることが重要とした。リーフレットに管内で発生した災害事例とともに、災害防止のチェックポイントを示し、危険箇所への対策を進めることとしている。

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