『25春闘』の労働関連ニュース

2025.07.18 【労働新聞 ニュース】
交替勤務の課題共有 働き方改革も恩恵なく JEC連合・運動方針

 石油・化学関連企業の労働組合でつくるJEC連合(堀谷俊志会長=写真)は、2026~27年度の運動方針をまとめた。交替勤務者の人手不足などの産業課題に取り組むため、業種別部会の垣根を越えて行う「情報交換会」をさらに活性化させる。  24時間365日稼働している石油・化学プラントでは、交替勤務制のオペレーターの人手不足が深刻化している。堀谷……[続きを読む]

2025.07.14 【労働新聞 ニュース】
中小は5%届かず 価格転嫁の格差影響か 連合最終集計

 連合は7月3日、2025春闘の最終集計を公表した。300人未満の中小組合における定期昇給込みの賃上げ額は加重平均で1万2361円、率では4.65%だった。仁平章総合政策推進局長は発表会見で、「中小組合が健闘したことは間違いないが、5%に届かなかったことは残念」と話した。「価格転嫁のできたところとできなかったところの差が大きかったのではな……[続きを読む]

2025.07.08 【労働新聞 ニュース】
平均1.2万円で1400円増 経団連・中小賃上げ

 経団連の「2025年春季労使交渉・中小企業業種別回答状況(第1回)」によると、集計251社の平均回答額(加重平均)は1万1826円だった。前年同時期と比べて1406円増加している。平均賃上げ率は0.43ポイント増の4.35%。  業種別では、製造業が1万2312円(1270円増)、4.51%(0.39ポイント増)で、非製造業が1万111……[続きを読む]

2025.07.02 【労働新聞 ニュース】
中小のベア平均6000円に留まる 情報労連

 情報産業労働組合連合会(安藤京一中央執行委員長)は、今春闘の5月末時点の妥結状況について会見を開いた。本部加盟の大手単組157組織の月例賃金改善額の平均は1万52円、昨年比1904円増だったのに対し、中小を含む支部加盟単組26組織の平均は6044円だった。伸び幅も263円と小さく、安藤委員長は「規模間格差は引き続き課題」と話した。  全……[続きを読む]

2025.06.10 【労働新聞 ニュース】
大分は中小も6%超 47地連が初の共同会見 連合・春闘報告

 連合は、地方連合会の会長が自地域の賃上げ集計結果(3月末~5月時点)を持ち寄り、報告する共同記者会見を開いた(写真)。47都道府県の会長が一堂に会して会見するのは初めて。本部による5月2日時点の第5回集計では、全国3809組合の賃上げ(加重平均)が1万6749円、5.32%であるのに対し、27都道府県で5%以上となり、大分などの4県では……[続きを読む]

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。