『賃金』の労働関連ニュース

2025.07.24 【労働新聞 ニュース】
初任給より安定昇給魅力に 65歳まで職能給維持 安藤・間

昇格要件緩め若手登用も  ㈱安藤・間(東京都港区、国谷一彦代表取締役社長)は、若手の早期管理職登用を進めるため、滞留年数などの昇格要件を緩和した。一方で、入社後5年間の自動昇格や非管理職層の「習熟昇給」といった年功要素も残し、安定的な昇給を確保する。大手ゼネコンの初任給引上げが続くなか、入社後の賃金上昇を魅力としていく考えだ。60~65歳……[続きを読む]

2025.06.26 【労働新聞 ニュース】
鉄道現業職・初任給 高専卒に専用賃金テーブル 大卒との差4000円に 東急

社員寮無償化など処遇改善  鉄道インフラ・不動産業の東急㈱(東京都渋谷区、堀江正博取締役社長)は、鉄道現業職社員について、新たに高専卒専用の賃金テーブルを設けた。今春入社者の初任給額は、短大・専門卒より8000円高い25万700円としており、大卒・院卒との差は4000円に縮めている。5年間の教育課程で専門知識や技術を習得していることを踏ま……[続きを読む]

2025.06.24 【労働新聞 ニュース】
労働者利用口座 1万7000件超に 賃金デジタル払い

 賃金のデジタル払いで利用されている労働者の口座件数は1万7210件に――厚生労働省は、令和5年4月に創設されたデジタル払い制度(資金移動業者の口座への賃金支払い制度)について、今年3月末時点の利用状況を明らかにした。3月に決済・送金に利用された総取扱金額は約1.3億円で、一口座当たりの残高は4168円だった。  デジタル払いに関与できる……[続きを読む]

2025.06.19 【労働新聞 賃金調査】
【賃金調査】令和6年度下半期・中途採用時賃金/常用者男性 事務的職業で36.5万円 5職種が伸び率3%超え

全体平均は5年で1割増  厚生労働省によると、昨年度下半期に中途採用された常用労働者・男性の職種別平均賃金は、事務的職業で36.5万円だった。専門的・技術的職業は32.3万円、販売の職業は28.8万円、生産工程、労務の職業は24.1万円などとなっている。すべての職種で改善し、販売など5職種については伸び率が3%を超えている。男性全体では2……[続きを読む]

2025.04.24 【労働新聞 ニュース】
就業規則 最低基準効の適用認定 差額賃金支払命じる 東京地裁

本給+歩合で構成と規定  神奈川県内の運送会社で働く労働者が未払賃金の支払いを求めた裁判で、東京地方裁判所(野口宣大裁判長)は同社に240万円の支払いを命じた。同社の給与規程は基本給について、本給と歩合給で構成すると定めていたが、両者の結んだ労働契約では、1カ月の売上げの一部から「時給額で計算した基本給」などを控除した、歩合給のみを支払う……[続きを読む]

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。