- 2025.05.23 【労働新聞 ニュース】
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中小企業白書を公表 経営力に着目し事例紹介 中企庁
中小企業庁は2025年版の中小企業白書を公表した。今年は「経営力」に着目した分析や事例紹介をしている。構造的な人手不足などの課題を乗り越えるためには、従業員の力を引き出す経営や、働き方の改善、福利厚生の整備が重要になるとした。 側島製罐㈱(愛知県大治町、43人)は企業の存在意義やめざすべき方向、…[続きを読む]

中小企業庁は2025年版の中小企業白書を公表した。今年は「経営力」に着目した分析や事例紹介をしている。構造的な人手不足などの課題を乗り越えるためには、従業員の力を引き出す経営や、働き方の改善、福利厚生の整備が重要になるとした。 側島製罐㈱(愛知県大治町、43人)は企業の存在意義やめざすべき方向、…[続きを読む]
売上げ回復し人手不足に 省力化への投資で賃金引上げ原資の確保を――中小企業庁は、2024年版の中小企業白書を取りまとめた。中小企業の売上げがコロナ禍前と同水準まで回復する一方、人手不足感が徐々に強まってきている点を危惧。人手確保対策として賃上げが期待されるものの、原資の確保に苦慮している企業が多いとしている。省力化に伴う生産性向上によっ……[続きを読む]
人選は経験豊富さ重視で 経営者を補佐する「右腕人材」の育成には、意識的な権限委譲が必要――中小企業庁は、2023年版の中小企業白書を取りまとめた。右腕人材の存在が業績の向上に大きく貢献するとして、企業への調査データから、求められる知識やスキルとして営業経験やコミュニケーション能力などを挙げている。実際に育成を行った企業の事例も紹介し、営……[続きを読む]
導入後も定期的見直しを 企業の成長性の面からも人事評価制度の整備を――中小企業庁は、2022年度版の中小企業白書を取りまとめ、人事評価制度を導入する重要性を強調した。企業規模21~50人の企業では現状、導入率が6割弱に留まる点などを指摘。従業員の能力開発につながるほか、制度のある企業の方が、ない企業より売上高増加率が4ポイント高いとのデ……[続きを読む]
採用・定着に影響 勤務時間弾力化も有効 中小企業庁は、2017年版中小企業白書を公表した。中小企業の人手不足が深刻化しているとして、採用・定着に向けた企業の積極的な取組みが重要と指摘。人事評価制度などの社内制度の整備に加え、職場環境および人間関係への配慮や時間外労働削減に取り組むことが必要と提言している。女性など多様な人材を活用している企……[続きを読む]
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