2018年6月配信の労働関連コラム

2018.06.30 【書評】
【今週の労務書】『ハローワーク採用の絶対法則 0円で欲しい人材を引き寄せる求人票の作り方』

公的ツール使いこなせ 労働力人口の減少に伴う空前の売り手市場時代にあって、中小企業が優秀な人材を確保するために有効なハローワークの活用方法を、ハローワークでの勤務経験を持つ社会保険労務士が指南している。 低コストであるだけでなく、「求職者リクエスト」など、ハローワークにはあまり知られていない様ざまな機能が存在する。これらを最大限に活用しつ……[続きを読む]

2018.06.29 【監督指導動向】
労災防止へ積極的なコミュニケーションを 大阪労働局・局長パト

熱中症対策を高評価 大阪労働局は、全国安全週間の準備期間である6月1日、国立循環器病研究センター移転建替整備事業現場へ局長パトロールを実施した=写真。減少に転じない墜落・転落災害および熱中症の防止に向けて警鐘を鳴らしている。 挨拶に立った田畑一雄局長は建設業の労働災害の現状について、「死亡災害は、過去最小だった一昨年と比べてほぼ倍増の20……[続きを読む]

2018.06.28 【送検記事】
鉄板が直撃して労働者が死亡 立入禁止措置講じず 坂出労基署・土木工事業者を送検

 香川・坂出労働基準監督署は、工事現場内の立入禁止措置を講じなかったとして、香川県丸亀市内の河川改修工事現場に1次下請として入場していた土木工事業者と同社現場責任者を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で高松地検に書類送検した。平成30年1月、同社労働者が死亡する労働災害が発生している。  被災した労働者は、移動式ク……[続きを読む]

2018.06.28 【主張】
【主張】労働者性範囲拡大は性急

 厚生労働省が審議会に対し、「雇用類似」の働き方を保護するため、労働者性の拡大解釈などを検討してはどうかという提案を行った(本紙6月18日号1面既報)。仮に発注元との関係において経済的従属性が強いとしても、フリーランスと労働者とは異質である。無理やり労働者性の拡大解釈などをする必然性も必要性もない。労働法適用に大きな混乱を招く解釈変更には……[続きを読む]

2018.06.27 【送検記事】
足場組立ての特別教育をせず 建設業者を書類送検 安芸労基署

 高知・安芸労働基準監督署は、足場組立てに関する特別教育をしていなかったとして、建設業者と同社取締役現場責任者を労働安全衛生法第59条(安全衛生教育)違反の疑いで高知地検に書類送検した。  平成29年9月、高知県香南市の体育館で吊り天井の改修工事をしていたところ、足場の組立て作業に従事していた関係請負事業者の労働者(21歳男性)が墜落、死……[続きを読む]

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