足場組立ての特別教育をせず 建設業者を書類送検 安芸労基署

2018.06.27 【送検記事】
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 高知・安芸労働基準監督署は、足場組立てに関する特別教育をしていなかったとして、建設業者と同社取締役現場責任者を労働安全衛生法第59条(安全衛生教育)違反の疑いで高知地検に書類送検した。

 平成29年9月、高知県香南市の体育館で吊り天井の改修工事をしていたところ、足場の組立て作業に従事していた関係請負事業者の労働者(21歳男性)が墜落、死亡する労働災害が発生した。同社は、安衛法で義務付けられている足場の組立て作業に関する特別教育を実施していなかった。

 また、実態として被災者を派遣労働者として使用していたと認められたため、労働者派遣法第45条(労働安全衛生法の適用に関する特例等)にも違反していたとした。

【平成30年5月29日送検】

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