2015年12月配信の労働関連コラム

2015.12.28 【主張】
【主張】女性に求めたい意識改革

 21世紀職業財団(岩田喜美枝会長)が、このほどまとめた「若手女性社員の育成とマネジメントに関する調査研究報告書」は、わが国において女性管理職の拡大が進まない本質的な要因を明確にした。…[続きを読む]

2015.12.28 【社労士プラザ】
助成金活用をサポート/勝〈KATU〉社会保険労務士事務所 代表 前田 勝範

 社会保険労務士の業務の1つに、雇用関係助成金の提出代行等業務がある。助成金というと「よく分からない」「怪しい」などと感じる事業主もいるが、雇用関係の助成金の財源は、事業主が拠出している雇用保険2事業である。雇用保険料を納めている事業主は、助成金の財源を多少なりとも負担しているのである。 平成27年度の雇用保険料率は、一般の事業では100……[続きを読む]

2015.12.21 【主張】
【主張】マイナンバーを好機に

 マイナンバー制度が社会保険未加入対策の決め手に建設業振興基金(内田俊一理事長)が作成した「中小建設企業のためのマイナンバー対応マニュアル」によると、マイナンバーで「未加入問題は新たなステージ」に移行すると明言している(本紙11月2日号3面既報)。公共事業労務費調査によると、企業別の社会保険加入状況は雇用保険96%、健康保険94%、厚生年……[続きを読む]

2015.12.21 【社労士プラザ】
早期対処で個別紛争解決を/馬場社会保険労務士事務所 馬場 三紀子

 事業所の労務管理に日々携わり、司法、行政そして民間の労働紛争解決機関で現在、調停やあっせんを行う私は、事業主が通常の労務管理を適切に行っていれば防止できた、または早期に対処していれば事業所内で解決できたであろう労使間の個別労働紛争に遭遇するときが数多くある。労働条件通知書の不備、就業規則の不備や非周知、労使間のコミュニケーション不足、雇……[続きを読む]

2015.12.20 【書評】
【見逃していませんか?この本】「体験」する前に「解釈」している?/岸見一郎『生きづらさからの脱却 アドラーに学ぶ』

 「生きづらさ」と一言で言ってみてもさまざまな生きづらさがある。  人生に漠然とした不安を抱いている人から、リストカットをすることが止められないという人まで十人十色だ。しかし、アドラー心理学は、「人間の悩みはすべて対人関係の悩み」と考える。それは著者が述べるように「自分と同じ意思を持ち、決して力によって支配することができない他者とどう関わ……[続きを読む]

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