2018年1月配信の労働関連コラム

2018.01.31 【送検記事】
機械を止めずに調整作業 機械部品製作業者を書類送検 福岡東労基署

 福岡東労働基準監督署は、ベルトコンベヤーを止めずに調整作業を行わせたとして、機械部品製作業者と同社常務取締役を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で福岡地検に書類送検した。平成29年1月、同社労働者が死亡する労働災害が発生している。  被災者は、コンベヤーベルトの調整作業の一環として、プーリーに付着した異物の除去作……[続きを読む]

2018.01.30 【送検記事】
クレーンを無許可で製造 建材製造業者を送検 龍ヶ崎労基署

 茨城・龍ヶ崎労働基準監督署は、クレーンを無許可で製造したとして、建築材料用鉄骨製造業者と同社代表取締役を労働安全衛生法第37条(製造の許可)違反の容疑で水戸地検土浦支部に書類送検した。  同社は平成27年5月、茨城労働局長の許可を受けずに吊り上げ荷重5.07トンのクレーンを製造し、以後使用していた。吊り上げ荷重3トン以上のクレーンを製造……[続きを読む]

2018.01.30 【送検記事】
クレーン周囲の立入禁止措置講じず 2次下請業者を送検 名古屋東労基署

3次下請に無資格運転させた疑いも  愛知・名古屋東労働基準監督署は、クレーン周囲の立入禁止措置を怠ったとして、建設業者(愛知県春日井市)と同社職長を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で名古屋区検に書類送検した。平成29年9月、4次下請の労働者が負傷する労働災害が発生している。  同社は名古屋市緑区の宅地造成工事現場……[続きを読む]

2018.01.29 【監督指導動向】
建設現場の3分の2で法令違反 山形労働局・一斉監督結果

 山形労働局は、平成29年10月に県内130の建設工事現場を対象に実施した一斉監督の結果を公表した。労働安全衛生法令違反が発覚した現場は全体の66.2%に当たる86現場だった。 違反項目をみると、元方事業者の講ずべき措置に関するものが最多で60現場だった。以下、足場からの墜落防止措置・点検・補修に関するものが39現場、高所の作業床・開口部……[続きを読む]

2018.01.29 【主張】
【主張】賃上げに向け政策転換を

 本紙が賃金問題の解説をお願いしているプライムコンサルタントの菊谷寛之代表と賃金システム研究所の赤津雅彦代表の両先生が今春の賃上げ予測を発表した(本紙1月15日号1面掲載)。賃上げ予測は、「2.2~2.3%程度」「2%超」といった控えめな数値となった。昨年の厚生労働省集計による賃上げ率は2.11%で、これを上回ったとしてもわずかである可能……[続きを読む]

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