【今週の労務書】『社員の多様なニーズに応える社内規程のつくり方』

2018.01.27 【書評】

働き方改革をデザイン

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 本書はES(従業員満足)、SS(社会的満足)を軸に人事制度や就業規則等の構築を手掛ける社労士らによる、「働き方改革」の動きを踏まえた進取の気風に富む規程集である。

 厚労省の就業規則モデル変更で今後一般的となるであろう副業や在宅勤務、改正育介法を先取りした学校行事休暇など、長年のコンサルティングで蓄積されたアイデアが詰まっている。

 働き方改革には生産性向上が必須条件とし、WLBから一歩進んだ「ワーク・ライフ・インテグレーション(融合)」やヒエラルキーに対する「ホラクラシー(非階層型)経営」などを提唱する点も興味深く、思い切った提案は各社でイノベーションを進めるうえで刺激になるものも多いと思われる。

(矢萩大輔、畑中義雄、金野美香、西田周平著、日本法令刊、TEL:03-6858-6967、2800円+税)

掲載 : 労働新聞 平成30年1月29日第3146号16面

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