2016年12月配信の労働関連コラム

2016.12.30 【監督指導動向】
「ライフライン設置」の徹底を ビルメンテナンス業へ要請 横浜西労基署

 神奈川・横浜西労働基準監督署は、一般社団法人神奈川県ビルメンテナンス協会に対して、ロープ高所作業における安全確保を要請した。平成28年1月の法改正で同作業において、安全帯を取り付ける「ライフライン」の設置が義務付けられている。要請の背景には、これを設けることを怠って死亡事故を起こした労働災害事例がある。(関連記事:ライフライン設けず墜落……[続きを読む]

2016.12.27 【監督指導動向】
使用停止命令書の交付現場が過去最多 秋田労働局・木造建築工事現場監督結果

 秋田労働局は、平成28年10月を木造建築工事労働災害防止重点月間と定め、集中監督を行い、結果を取りまとめた。危険度が高いために使用停止や立入禁止を命じた命令書の交付数が、過去最多の28件に上っている。 同期間内に臨検したのは合計125現場。うち、82現場で労働安全衛生法にかかわる違反がみつかっている。 28件の内訳は、墜落災害防止に関す……[続きを読む]

2016.12.26 【監督指導動向】
転倒予防に「滑らない話」 松本労基署・冬期特有の労災へパンフレット作成

 長野・松本労働基準監督署は、冬季に多発する転倒災害対策に向けパンフレット「滑らない話」を作成し配布をはじめた。とくに1、2月に転倒災害が集中しているとし、警戒を強めている。 管内の過去5年間の労災発生状況をみると、休業4日以上の災害の4分の1を転倒が占めている。1カ月当たりの平均転倒災害数は36.9人だが、1、2月はこの倍の人数が被災し……[続きを読む]

2016.12.26 【主張】
【主張】改革を前進させるために

 平成28年9月26日に召集された臨時国会が閉幕した。厚生労働省提出法案では、外国人技能実習適正化法案や国民年金法改正案が成立したが、肝心の労働基準法改正案が再度継続審議となってしまった。当初から短期の臨時国会では成立は無理とみられていたが、未だに一切の審議が行われていない状況については憂慮せざるを得ない。 現政権は、働き方の見直しを構造……[続きを読む]

2016.12.25 【社労士プラザ】
ゼネラリストの必要性/熊本県社会保険労務士会 会長 和田 健

 本題に入る前に、4月の熊本地震に際し、心温まるご支援やお見舞いをいただいた皆さまに対し、熊本県社会保険労務士会の会長として、そして一人の社会保険労務士としても心からの感謝を申し上げたい。 さて、社会保険労務士と一口にいっても、その業務も多岐にわたり、また時代の変化や法律の改正等により、新たな社会的ニーズが生まれ、さらなる広がりをみせてい……[続きを読む]

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