2016年3月配信の労働関連コラム

2016.03.31 【監督指導動向】
機械の危険防止に関する送検が増加 滋賀労働局

 滋賀労働局(辻知之局長)は、平成27年の労働基準法などに関する司法事件の状況をまとめた。平成27年に同労働局が送検した司法事件は15件。前年に比べ1件増加した。労働基準法および最低賃金法関係が5件(前年4件)、労働安全衛生法関係が10件(前年10件)だった。 発覚の契機別にみると、災害調査が8件と最も多く、以下監督指導が3件、告訴・告発……[続きを読む]

2016.03.30 【社労士プラザ】
助成金活用し環境改善を/新宿総合労務事務所 所長 明日 仁

 近年、助成金申請に関する問合せ件数が増加している。社労士や厚生労働省の活動が功を奏していることもあげられるが、本人申請の名の下、他士業や申請サポート業者の台頭も要因の一つである。 しかしながら、助成金制度を、「申請をすれば、簡単に、すぐに国からお金がもらえる制度」と勘違いしている依頼者も多い。一般的行政手続きは、申請を受理されれば、その……[続きを読む]

2016.03.29 【書評】
【見逃していませんか?この本】「時代が追いついてきた!」と膝を打つこと請け合い/カネシゲタカシ『みんなの あるあるプロ野球GOGO!』

 「野球大喜利」をご存知だろうか。ツイッターで広げられる熱戦は、プロ野球のシーズン中、オフにかかわらず、365日繰り広げられている。  そんな野球大喜利の年に1度のお楽しみが「あるあるプロ野球」で、12球団のあるあるネタをツイッター上で募集し、1冊の本にまとめる恒例行事だ。毎年11月にネタを募集し、3月の開幕直前に刊行する。今年で5年目を……[続きを読む]

2016.03.28 【書評】
【今週の労務書】『やりたいことを仕事にするなら、派遣社員をやりなさい!』

派遣こそが"勝ち組" 派遣という不安定な雇用形態からいかに抜け出すかが説かれる世の風潮に一石を投じるのが本書。 著者は「派遣社員こそ安定した働きかたでこれからの勝ち組である」と断言する。大風呂敷を広げているかと思いきや、成功事例などを交えながら解説される派遣社員としてのキャリアアップ方法などは非常に示唆に富んでいる。 また、派遣労働の魅力……[続きを読む]

2016.03.28 【主張】
【主張】設備劣化問題の拡大防げ

 労働災害において設備・装置の経年劣化が問題視され始めている(本紙3月21日号1面既報)。高度経済成長期やバブル経済時代の生産拡大期に設置してきた大量の設備に腐食や劣化が生じ、これによる死亡災害などが増加傾向にあるという。厚生労働省が把握しているのは、平成19年以降12件(死傷者16人)に留まっているが、今後さらに増加する危険性がある。…[続きを読む]

2016.03.20 【マンガ・こんな労務管理はイヤだ!】
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