【今週の労務書】『驚くほど業績が上がる適材適所マネジメント』

2016.03.20 【書評】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

“個性と相性”を把握せよ

Amazonにリンクします

 四半世紀にわたる経営コンサルタント業務を通じて著者がつかんだ「組織活性化法」を開陳したのが本書。

 人材が「多様」であることを前提にしたダイバーシティなる横文字が人事の世界で共通語になるなか、社員の個性は大きく3つ。それぞれに適した配置こそが重要なのだ、と歯切れ良く説いている。

 「3つの個性」の詳細は本書をお読みいただきたいが、「人志向」「城志向」「大物志向」の3つで、それぞれの相性を把握した上での配置が組織という歯車を回す勘所だという。

 能力に応じた配置が必ずしも好結果を生まない――こう悩む読者諸兄に足りないのは、本書のような視点なのかもしれない。

(柴田 肇 著、幻冬舎メディアコンサルティング刊、TEL:03-5411-6222、800円+税)

平成28年3月21日第3057号16面 掲載

あわせて読みたい

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。