『組織運営』の労働関連コラム

2023.10.07 【書評】
【今週の労務書】『いちばんやさしい「組織開発」のはじめ方』

パナなどの実例を収載  本書は、「成果が上がらない、下がっている」、「人が辞めていく」などの課題を感じている経営者や管理職に向けて書かれている。  執筆陣による「組織開発」の定義は、「意図的に行う、良いチームや良い組織づくり」。組織内に漂う“モヤモヤ”について、その組織に所属するメンバー全員で話し合い、問題点を修正していく作業を指す。得ら……[続きを読む]

2022.09.24 【書評】
【今週の労務書】『ポジティブフィードバック』

改善策共に考える指導を  副題は、国際エグゼクティブコーチが教える 人、組織が劇的に変わる――。筆者はポジティブフィードバックを「成長のための相手への良質なコミュニケーション」と定義する。1on1などの面談時に部下にメッセージがうまく伝わるコツとして、合計7つを示す。  注目すべきは、結果が出なかったときの対応だ。改善点に関する指導は全体……[続きを読む]

2022.07.09 【書評】
【今週の労務書】『成果が出るチームをつくる方法 チームをつくれば指示なく人は動く』

中小企業の長所生かす  昭和スタイルの「見て学べ!」では、若手は「教えてもらえない」と判断してさっさと辞めてしまう――。チーム型組織への転換を唱える本書は、従来の階層別組織は若手のニーズにはそぐわない、むしろ一人ひとりの守備範囲が広くなりがちな中小企業の特性は、長所になるのだと訴える。  誤解を恐れずにいえば、とくに目新しいことは書かれて……[続きを読む]

2022.06.26 【社労士プラザ】
成長に欠かせぬ“強靭さ”/レジリエンス社会保険労務士法人 代表社員 清水 光彦

 レジリエンス社会保険労務士法人の基本理念であるレジリエンス(resilience)とは、一般的に「復元力」、「強靭さ」などと訳される言葉であり、困難な状況に直面した場合に適応できる力や、ストレスに対して諦めない強さなどを意味している。  企業を存続、成長させるには、今般の新型コロナウイルス感染拡大や災害など、突然の状況変化や社会的な変化……[続きを読む]

2022.05.10 【ひのみやぐら】
【ひのみやぐら】企業に根付く小集団活動

 コロナ禍で集合型の教育が中止になったり、パトロールが減ったことにより、安全活動の停滞や形骸化が懸念される。人と接触する機会の減少の影響は、小集団活動にも影を落としている。  小集団活動はQCサークル活動とも呼び、1962年にわが国で誕生した。製造業で始まり、日本の製品が世界に認められるようになると、生産・品質管理に寄与する活動として海外……[続きを読む]

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