【今週の労務書】『人事の潮流 人と組織の未来像』

2015.10.05 【書評】

新たな枠組みの構築を

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 本書では、17の研究者や専門家が、現在の人事労務の問題点やこれからの人材マネジメントのあり方、イノベーティブ(革新的)な企業創成の具体策についてまとめている。

 2章仕立ての第1章では、人材育成のパラダイムシフト(考え方の転換)の必要性を指摘し、経営環境の変化に対応して成長を続けていくにはキャリアの中期以降の学びが重要で、学習をどう支援するかが問われる時代に入っているとする。

 能力主義実現への人事部の役割として人事と管理者の対等な連携関係を築く重要性にも言及。

 第2章では、人材の多様化に合致した働き方の整備、海外からみた人財育成の課題などについて幅広く解説している。

 今後の人事管理のあり方を考えるうえで参考になる一冊。

(経団連出版編・刊、TEL:03-6741-0043、1500円+税)

掲載 : 労働新聞 平成27年10月5日第3035号16面

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