【今週の労務書】『医療機関、福祉・介護施設の人事労務管理 最強ガイド』

2017.07.01 【書評】

変形労働制は1カ月単位

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 人手不足が叫ばれるなか、製造業などと比べてまだまだ労務管理に対する関心が低いといわれる医療・福祉分野に向け、職員が安心して働ける職場環境づくりについて解説したのが本書。採用から労働時間管理、労務トラブル防止まで幅広く紹介している。

 たとえば、変形労働時間制を採用する場合、1年単位ではなく、1カ月単位の方が良いとする。1年単位では、1日当たり10時間という労働時間の上限があり、夜勤などに対応しにくいためである。具体的なシフト例を掲載しており、労働時間をどう法定労働時間に収めるかイメージしやすくなっている。

 基本的に見開き2ページで100項目について解説しており、調べたい内容をすぐに探せるのも特徴。

(赤堀久士著、アニモ出版刊、TEL:03-5206-8505、2200円+税)

掲載 : 労働新聞 平成29年6月26日第3118号16面

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