『労務管理』の労働関連コラム

2024.03.23 【書評】
【今週の労務書】『建設業界の仕組みと労務管理』

特有の事情踏まえ解説  社会保険労務士の立場で建設業にかかわる筆者が、業界の全体像から特有の労務問題、適切な保険加入、働き方改革の進め方などを解説した。  労務管理に当たっては、重層下請構造になっていること、一人親方の存在により、雇用と請負の区別が曖昧になっていること、派遣禁止業務があることなどに留意する必要があると指摘した。社会保険未加……[続きを読む]

2024.01.06 【書評】
【今週の労務書―2023年7~9月掲載記事を振り返る】

労働新聞に掲載した『今週の労務書』から、2023年7~9月号で掲載した書評をご紹介します。 『休暇のマネジメント 28連休を実現するための仕組みと働き方』 フランスのバカンスを引き合いに出し、日本の長期休暇・働き方を考えるというのが本書の主題である。バカンスの歴史や企業の事例を説明するほか、日本で平均より長い年次有給休暇取得日数を実現して……[続きを読む]

2023.12.09 【書評】
【今週の労務書】『意外に知らない?! 最新 働き方のルールブック』

直近10年の変化に対応  時間外労働の上限規制や同一労働同一賃金の実施、パワーハラスメント防止措置の義務化など、直近10年の法改正を踏まえ、労務管理の前提となる「働き方のルール」を解説した。  たとえば雇用形態ごとの特徴を整理する際は、有期契約の無期転換ルールにも触れている。休日・休暇や育児・介護休業の項では、年次有給休暇の取得義務化や「……[続きを読む]

2023.11.26 【社労士プラザ】
デジタル化に対応へ 企業のニーズが変化/社会保険労務士事務所HRナビ 宮本 歩実

 今年1月に独立開業して、まもなく1年が経つ。平成28年の合格で社労士歴が浅く、30代前半の未熟な自分にやっていけるか、という不安もあったが、徐々に顧問先が増え、11月には従業員を初めて迎え入れた。経験値よりも、相談のしやすさや今後長くお付き合いできる点を評価され、20~30歳代のお客様に選んでいただくことも多い。若い経営者の方々と接して……[続きを読む]

2023.11.19 【社労士プラザ】
「平等」意識し規定作成 従業員・会社双方を守る/社会保険労務士オフィスもりた 森田 涼子

 私は自称「社外人事部」。人事部は従業員の労務管理はもとより、就業規則など会社のルール作りをする。労務管理やルール作りに大切なのは「平等」「バランス」と心掛けて、サラリーマン人事部時代から23年間、考えを曲げず、強い信念を持って事務所運営・社労士業務に当たっている。  大手メーカーの人事部にいたころ、私の権限で何かできると思われたのか、当……[続きを読む]

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